鬼ごっこ、かくれんぼ

小学校低学年は、ゲームと言えば、コインゲームしかなかった時代。

遊びは、鬼ごっこ、かくれんぼ、ゴムボール野球、ビー玉くらいだった。

まず、近所の子と、ビー玉遊び、ゴムボール野球。

小学校に入ると、クラスの子と幼稚園、小学校での鬼ごっこ、かくれんぼ。

小学校に隣接する幼稚園には、飛行機の形の複雑なジャングルジムがあった。

その横には橋でつながれた高い滑り台と、大きな木。

さらに木の枝の先には、まるで飛び移れと言わんばかりの（もちろんそんな意図はないが）砂場の骨組みだけの屋根があって、これらを猿のように逃げ回っての鬼ごっこに夢中になった。

そのうち、地面は書いた道の上しか通ってはいけないことになった。

毎日毎日、日暮れまで追いかけ、逃げ回って、飽きると、次の日はかくれんぼの繰り返しだった。

上げてた歓声は、今のゲーム世代の子よりも格段に大きかったと思う。