3月14日昼
冒険2回目
今度も水溜りめぐりしながらkねこハイツ方面。
ちょうどハイツに住んでる人が出てくる。
「迷い猫」チラシを貼った際に見てくれていた人だ。
「あら~!いたのね!猫ちゃん!!良かったわね~~」と喜んでくれた。
まんじゅうがココのアパートの共通お庭にやたら入りたがる事を話してみると、
「数年前はかなり野良猫が住んでたわねぇ~。
庭で白猫がトラ柄の子猫生んでた事もあったわね。」と。
エサをあげてるヒトもいたらしい。
「最近はあまり居ついてる猫はいなくなったから、
方々に散っていったのかもね。」
もしかしたらまんじゅうはここのアパートのお庭生まれか、
またはその子孫なのかもしれない…。
雑談の末、またまんじゅうが進み出す。
今度はどんどん歩いて8軒先まで。
いつも大王がワンワン吠えられる犬のお家を無音でスルー。
左折してさらに直進。
あ!お散歩中の犬が向こうからやってきた!小型犬。
まんじゅうは歩みを止め、じっとして見守る。
犬の方は興味津々でこっちを見てる。
そばに寄ってきて、キャンキャン!!
飼い主さんが「わ~すみません。この子、猫ちゃんが大好きで~!」
じーっと様子を見ていたまんじゅうも、
さすがにキャンキャン!の時はびょーんと縦に2回飛び上がる。
が、何とか無事スルー。
でも、ちょっと犬で緊張したせいか疲れてるよう。
抱っこして撤収!2回目終了~~!
夕方
冒険3回目
もう水溜りはほとんどない。干上がってしまったようだ。
いつもと逆側へ行ってみる。
コチラももちろんまんじゅうテリトリー範囲内らしく、
軽快にすたすたと歩いてゆく。
4軒先のお向かいの家の前で、またもやまんじゅうがお庭に入ってゆこうと。
あ~!ずっと前にココの縁側に、
まんじゅうが座っていたのを見かけたことがあったっけ!!
ここもまんじゅうの飼い主さんかも。
ピンポンして、「すみませーん!?この猫知ってますか~」ってやろうか…?
いや、よく見たら留守っぽい。
「まんじゅう…ゴメンネ。もう他のお家には入れないけど…、許して…。」
ちょっと苦しくなった。
まんじゅうを独占してていいのか?
いや、まんじゅうの飼い主として責任を取って、
逃がさないように努力を続けるのが正しいのか?
他人の家の前で猫と共にうーんうーんとやっているといかにも不審者なので、
悩みそこそこにそばの駐車場に移動。
あ、ちょうど西日が暖かい。
駐車場の端っこにまんじゅうが座り込む。私も隣に座り込む。
西側のお宅のベランダに陽が反射してキラキラしてる。
もうすぐお家の影にお日様が沈む。
ゆっくり、ゆっくりと沈んでゆく夕日をまんじゅうと並んで眺めた。
あぁ、まんじゅうと一緒にいれて、しあわせ!
まんじゅうもそう思ってくれてるといいなぁ。
隣を見やると、眼をつむって気持ち良さそうにまんじゅう座り。
もう、誰が飼い主かなんて、どうでもいいか。
…たぶん、もう何日も持たないだろう。
もう分かってた。
だから私たち一緒に外へ。
まんじゅう単独でパトロールさせるのはもうムリ。
私の元に帰りたいと思ってくれたとしても、
帰って来れなくなる可能性が大きい。
いや、何よりも、もう居なくなるのは私が耐えられない。
まんじゅうの本能と、私のわがまま、両方を両立させるためには、
この方法しかなかった。
「完全なパトロールは出来なかったけど…
まぁまぁだったでしょ?ねぇ、まんじゅう!?
んで、奇跡の泉(水溜り)はあったんかな?」
まんじゅうは何も言わない。
じっと夕日を浴びているのみ。
あせらず。騒がず。
スゴイなぁ、まんじゅうは…。
完全に夕日が沈んでしまったので、撤収。
冒険終了。
続く
ポチッ!といつもありがとうございます!
こちらは「生活便利Goods」のページです。
今のところ包丁・フライパン・耳掻き・まごの手・万能スライサー・等のグッズは置いていません。
が!、頭を揉みほぐす音楽は置いてあります。
貴方も一緒に「Aho! Experience」しませんか?
冒険2回目
今度も水溜りめぐりしながらkねこハイツ方面。
ちょうどハイツに住んでる人が出てくる。
「迷い猫」チラシを貼った際に見てくれていた人だ。
「あら~!いたのね!猫ちゃん!!良かったわね~~」と喜んでくれた。
まんじゅうがココのアパートの共通お庭にやたら入りたがる事を話してみると、
「数年前はかなり野良猫が住んでたわねぇ~。
庭で白猫がトラ柄の子猫生んでた事もあったわね。」と。
エサをあげてるヒトもいたらしい。
「最近はあまり居ついてる猫はいなくなったから、
方々に散っていったのかもね。」
もしかしたらまんじゅうはここのアパートのお庭生まれか、
またはその子孫なのかもしれない…。
雑談の末、またまんじゅうが進み出す。
今度はどんどん歩いて8軒先まで。
いつも大王がワンワン吠えられる犬のお家を無音でスルー。
左折してさらに直進。
あ!お散歩中の犬が向こうからやってきた!小型犬。
まんじゅうは歩みを止め、じっとして見守る。
犬の方は興味津々でこっちを見てる。
そばに寄ってきて、キャンキャン!!
飼い主さんが「わ~すみません。この子、猫ちゃんが大好きで~!」
じーっと様子を見ていたまんじゅうも、
さすがにキャンキャン!の時はびょーんと縦に2回飛び上がる。
が、何とか無事スルー。
でも、ちょっと犬で緊張したせいか疲れてるよう。
抱っこして撤収!2回目終了~~!
夕方
冒険3回目
もう水溜りはほとんどない。干上がってしまったようだ。
いつもと逆側へ行ってみる。
コチラももちろんまんじゅうテリトリー範囲内らしく、
軽快にすたすたと歩いてゆく。
4軒先のお向かいの家の前で、またもやまんじゅうがお庭に入ってゆこうと。
あ~!ずっと前にココの縁側に、
まんじゅうが座っていたのを見かけたことがあったっけ!!
ここもまんじゅうの飼い主さんかも。
ピンポンして、「すみませーん!?この猫知ってますか~」ってやろうか…?
いや、よく見たら留守っぽい。
「まんじゅう…ゴメンネ。もう他のお家には入れないけど…、許して…。」
ちょっと苦しくなった。
まんじゅうを独占してていいのか?
いや、まんじゅうの飼い主として責任を取って、
逃がさないように努力を続けるのが正しいのか?
他人の家の前で猫と共にうーんうーんとやっているといかにも不審者なので、
悩みそこそこにそばの駐車場に移動。
あ、ちょうど西日が暖かい。
駐車場の端っこにまんじゅうが座り込む。私も隣に座り込む。
西側のお宅のベランダに陽が反射してキラキラしてる。
もうすぐお家の影にお日様が沈む。
ゆっくり、ゆっくりと沈んでゆく夕日をまんじゅうと並んで眺めた。
あぁ、まんじゅうと一緒にいれて、しあわせ!
まんじゅうもそう思ってくれてるといいなぁ。
隣を見やると、眼をつむって気持ち良さそうにまんじゅう座り。
もう、誰が飼い主かなんて、どうでもいいか。
…たぶん、もう何日も持たないだろう。
もう分かってた。
だから私たち一緒に外へ。
まんじゅう単独でパトロールさせるのはもうムリ。
私の元に帰りたいと思ってくれたとしても、
帰って来れなくなる可能性が大きい。
いや、何よりも、もう居なくなるのは私が耐えられない。
まんじゅうの本能と、私のわがまま、両方を両立させるためには、
この方法しかなかった。
「完全なパトロールは出来なかったけど…
まぁまぁだったでしょ?ねぇ、まんじゅう!?
んで、奇跡の泉(水溜り)はあったんかな?」
まんじゅうは何も言わない。
じっと夕日を浴びているのみ。
あせらず。騒がず。
スゴイなぁ、まんじゅうは…。
完全に夕日が沈んでしまったので、撤収。
冒険終了。
続く
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が!、頭を揉みほぐす音楽は置いてあります。
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猫好きさんとお話をし、並んで夕日を見て…
バカ犬マーリーの映画を観ましたが、マーリーと飼い主が金色の草原で並んで夕日を浴びるシーンがありました。昨年亡くしたうちの犬ともそういう瞬間がありましたし、ひょうさんとまんじゅうのその情景を想って涙が止まりませんでした。
今思い出しても、じーんと、ツーンとなります。
そういう瞬間がもてたことに感謝!ですねぇ。
yさま宅の犬さんもその瞬間を楽しんだでしょうね!