☆闘病中のある日のお話。 その4（とりあえず完）

まんじゅうがいた！！

縁の下から床下に続くの穴の中。
ここで夜を明かしていたらしい。
まんじゅうが丸くなっていた場所の位置関係は、
ちょてうど私と大王が寝ていた頭のちょいと上あたり。

（あぁぁ！なんだよ！この稚拙な絵は！？）

床下でごく近くに寝ていた！？うぅぅ。よかった。
どこかのお宅の庭の植え込みかなんかで、
さみしく震えているんじゃないかと思っていたのに、
こんな！こんなに近くで寝てた。

よかったーーーーーーーーーー。

だけど、奥～っ！とどきませーん。
仕方ないので出てくるのを待つ。

クッションを持ち出して、
大王が入れてくれたコーヒー飲みながらまんじゅう出待ち。
大王は私があっちゃこっちゃに貼ったチラシを剥がしに行ってくれる。
（ありがた～～い！）
まさか床下にいるとは～～。
あぁ、お騒がせな私…。

さすがにただ待っているのは申し訳ないしヒマなので、
草刈鎌を持ってきて、雑草抜き。
庭掃除のフリしながら、ひたすら待つ。

朝早くは曇りだったが、徐々に日がさして暖かくなってきて、
でかいビニール袋半分が雑草でいっぱいになったところで、
まんじゅうのそ～～～っとお出まし。
コトンッ！
あっ！！
夜中に聴こえた気がした音！？
床下を出入りする時に、ある部分を踏むとこの音がするみたい。

何はともあれ、出てきた！！まんじゅう。
うっ！？ふぅぅ！まてまてあせってはイカン！！
すぐに抱きついたりしたら脅かしちゃうし、
もし嫌われてたら…逃げられちゃう（辛い）。

まったく気に留めないフリしてさらに雑草を抜く。

まんじゅうはというと、

しばらく「まんじゅう座り」してくつろいでいたが、
みょーーーんとのびをして、
私の足にスリッっと寄ってくる。

！！！！！

よかった。

怒ってない？　まんじゅう？

ごめん。。。。。

「もう、もう、もうまんじゅうが辛いことはしないから！」
…そう心に誓った瞬間でした。

だけど……、
同時にこうも思ったのです。
「もう心配で幽霊になるのはたくさんっっ！！！えーーん。」




完



続編に続く…かも。



ポチッ！といつもありがとうございます！


こちらは「生活便利Goods」のページです。
今のところ包丁・フライパン・耳掻き・まごの手・万能スライサー・等のグッズは置いていません。
が！、頭を揉みほぐす音楽は置いてあります。
貴方も一緒に「Aho! Experience」しませんか？