障がい者、道ひとすじ

30代後半で障がい者となり、いろいろと感じることがある。
そんな私のひとすじの道。

若かりし時の失敗

2020-04-23 02:00:00 | 日記
まだ若かった時、
ある大手の予備校で教えていた。
受け持ったクラスのひとつに、手のおえないやんちゃ坊主がいた。
数学や国語の先生は、あまり気にせず授業をしていたが、私は許せず、彼を何度も何度も叱った。
ある日、私も虫の居所が悪く、授業中また
おしゃべりをするやんちゃくんに、
失言をしてしまった。
「あんたはお金を払ってここに来てるから、出て行けとは言えないけど、授業を受ける資格はない」と。

その夜 やんちゃ君のお父さんから、私のこの失言について校長に話がいって、

私は、翌日校長に事情を聞かれたのち、
たっぷりと叱責を受けた。

罰として、やんちゃ君にみんなの前で謝ること、反省の意味を込めて、1週間の罰掃除をすること、四つん這いで校舎の廊下の
拭き掃除をすること、を命じられた。

罰を受けながら、自分のしたことの重大さを痛感させられた。

特に四つん這いでの廊下拭き掃除には懲りた。

1週間後、校長から、反省を聞かれ、
やってはならないことをしてしまって、
申し訳ない、もう十分反省したし、懲りました、と答えた。

それで許されたが、本当にキツイ罰だった。