路地裏の少年達を書き終えて

鷹戦士学園のクロイヌの夢「ストリートチルドレンの家を作りたい」から始まり想定外の長編になりました。私は書くにあたりまずネットでの情報収集から始めます。今までに登場した動物も全てそうです。

　ただ、ストリートチルドレンという検索で出た事実はあまりにも衝撃的でかつ残酷な現実が多く、知らなかったことが多々あり、憤りを感じました。

　この酷い現実を一大人としてどう改善していけばいいのか、やはり知ってもらう事から始まるのではないか。

　私に出来る事は何か無いのか、まずは「国境なき医師団」「カタリバ」への毎月の寄付に始まり、そしてこの「路地裏の少年達」長編になりました。

　重いテーマの中であった事件や供述などは、全て現実に基づいた架空の物語となっています。そんな過酷な環境の中でもやはり夢は人を救い強くするという想いをアルフォンスとヴァルに託しました。

少しでも、ためになったと思って頂ける読者がいたら、ストリートチルドレンという問題を考えるきっかけになったら、この上なく光栄です。

Ｆの戦いを待ち望まれていた方々には本当に待たせて申し訳ございません。

いよいよ「ブラッドｖｓ鷹牙Ｆ」始まります。今後とも鷹戦士学園、どうぞよろしくお願い致します。