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ロレンチーニ器官(Ampullae of Lorenzini)とは、
微弱な電流を感知する電気受容感覚(Electroreception)の1種である。
サメの鼻先には、小さな穴が点々とあいていて、その穴の奥にはゼリー状の物質が詰まった
筒状の構造が存在する。これがロレンチーニ器官である。
1700年代後期に発見者の名前(シュテファノ・ロレンチーニ)を取ってロレンチーニ器官と命名された。
(しかしこの機能の役割が具体的に判明したのは1960年代になってからである)
この器官によって、サメは100万分の1ボルトというわずかな電流を感知し、獲物を探す。
非常に敏感な感覚器なので、乾電池などを海中に投入した場合、ひどく近くで放電されるとサメはショックを受ける。
最近ではサメよけに遊泳時に放電するグッズも販売されだした。
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