『天使と悪魔』

新聞屋さんから貰った招待券の期限が12日までだったので
慌てて今日（昨日）1人で映画館へ。

この原作を先に読んじゃってたんですよねぇ～
そんでもって、原作がめっちゃ面白かったんですよぉー

『ダヴィンチコード』の時も先に読んでて
ちょっと期待はずされたからちょっと不安を抱えつつ…。

が…　不安的中…
勿論、映画は時間の制約もあるし映像で直接みせる分
本のように行間で読者自身が想像をめぐらせるようにはいかないし
丁寧な人物像を描けないのもわかるのですがそれにしても…

この話って私にとっては謎解きの部分や
登場人物の生い立ちとその行動との矛盾する因果関係が面白いと感じてたので
その部分がかなりごっそりぬけているためビミョ～です。

原作を読んだ方にはわかると思いますが
まず、キーマンであるコーラーが登場しません

レオナルドも登場せずヴィットリアの同僚として登場。
セルンについての部分もほとんどなく反物質が怖いものという感じもなし。

映画でのヴィットリアは原作と違ってちっとも役に立たないしいらないキャラ。

オリベッティは最初から協力的
（っというかオリベッティがラングドンを呼び寄せる）で
これまた必要ない程度のキャラに

何故かモルターティ枢機卿は腹黒い感じ。

ガンサー・グリックやチニータ・マクリも登場しません。
（ ※まぁそれは別にいいけど… ）

謎解きは無いに等しく
カメルレンゴの出生の秘密については全く語られず
前教皇を誰が殺したのかも明らかにされず
新しい教皇に選ばれるのが…　えっ
なんていうか…　きっと宗教関係への配慮もあるのかもしれませんが

もちろん観る人によって感想はさまざまだと思いますが
私にとっては全くといっていい程面白くありませんでした。

きっと、原作が面白かったので期待し過ぎたからでしょうね