佐渡四季彩歳

佐渡の四季の彩を撮影

小倉物部神社 鬼太鼓

2018-02-14 21:03:45 | 日記
佐渡最大の字だった小倉は、古くから氏神様が四社ありました。
・宮の河内…物部神社(創立天平年間?)
・中才…  八幡宮(創立不明)
・岩根沢… 白山神社(1194年)
・鳥越…  白山神社(1155年)
鬼太鼓もそれぞれ違ったものでした。
昭和32年、四社を県社であった物部神社に統合。鬼太鼓も物部神社のものを小倉地区統一のものとし現在に至っています。
現在、物部神社の祭典は毎年4月15日に行っています。(2019年から4月の第二土曜日に変更となりました。)
物部神社の鬼太鼓は前浜系で、赤鬼(あぎょう)青鬼(うんぎょう)が対になって舞い、はやしは、太鼓だけではなく笛が中心となっています。

夜宮


小倉を4地区(4つの鬼太鼓)に分けて廻っていましたが、若者や小倉地区の件数が減ってきて、平成28年から3地区(3つの鬼)に分けて廻っています。


鳥越、岩根沢、日影、日向地区に廻る獅子


打出し前のお祓い。朝5時に打出し。各地区を廻ってきます。


19時頃、小倉中才(旧小倉小学校近く)に各地区に廻ってきた鬼が集まってきます。観客もこの頃集まってきます。


子供鬼太鼓との競演。



宮入は20時頃。4つの鬼太鼓の競演。平成28年から3つの鬼太鼓になりましたが、宮入は4つで行います。
物部神社境内は、これを見るために大勢の観客。8人の鬼の跳躍と、太鼓、笛のメロディー、そして周りからの掛け声が何ともいえません。
鳥肌が立ちゃいます。


助鬼(襷をかけて鬼の面をつけていない人)の競演。


最後にもう一度4つ競演。