日高ショーコ作品萌え語り

日高ショーコ先生のファンが作品の萌えを語るブログ

出逢った時から

2020-02-20 10:22:33 | 花は咲くか
一巻は、主人公2人の出逢いから桜井さんが恋を自覚して、からの、当て馬(笑)登場までですね。

連載と決まっていたからか、序盤の表現はあんまり大げさじゃないというか、本当にごく、さりげなく描かれているので、さらっと読めてしまいます。

特に、2人の出逢いのシーンでは、蓉一が桜井さん視点で描かれてるからか、読者の、というか、少なくとも私の目には、すごくミステリアスというか、桜井さんにとっての非日常(水川邸)への案内人みたいに見え(実際、そういう役割が課せられてる気もするし)て、ぶっいゃけ、恋が始まりそうな感じとか、全然しなかった。

なので、特に序盤は、初見の時は、日高ショーコ先生ファンだからこその、後の展開への期待感こそ満載(制作の思惑通りですかねw)だったものの、ここだけでそこまでドキドキはしなかったんですが。

……ですが。



3巻のね。

蓉一のモノローグですよ!

『ーー今思えば 初めて会った時から 俺にとって桜井さんは“特別”だったのかもしれない』

からの、

出逢いシーンを思い出しながらの、

『くるくる表情が変わって 子どもみたい 変な人』

っつーアレですよ!



てゆーか!

蓉一さん!!

あなた!!!

自分からぶつかっといて、何をぼーっと突っ立ってたのかと思ったら、そんな事考えてたワケですか!?


これさ。

もし少女漫画だったら、

「変なやつ(にこっ!)」

からの、

ヒロインに一目惚れされてまうシーンやん!!



……蓉一はね。

桜井さんに恋をして初めて、

“生まれた”

んだと思うわけですよ。

それまでは、まだ羊水の中を漂ってるような18年だったんだと思ってる。

だから、生まれたてだから、色々拙い。

でも、初見の時は、その始まりを、なんとなく、桜井さんが、

「花を描いてるんだな」

って、言い当てた時かなと思っていたわけです。

あそこが、羽化の瞬間だと思ってた。

それが!

まさかの!!

最初にぶつかったあの時だったなんて!!


……え??
てことは何か?

そもそもあれは、最初っから無意識に興味をひかれてたから、頭より先に身体が動いちゃって、ついついお持ち帰りしちゃったってことか!?

そうゆうことか!?

くるくる変わって面白い人だなと思ってたら、自分が良いなと思って買った雑誌(しかも超マニア向け)を持ってて、無自覚ながら超興味を引かれて、ついお持ち帰りしてしまったと!?

そゆことでよろしかったでしょうか!?


まぁ公式には分かんないワケですが。

でも、そう思って一巻を読み返してみると、、、




やばい、めっちゃドキドキする💕





その線で考えるなら、蓉一の、あの当初のツンツン具合は、



小学生男子(無自覚初恋中)の好きな子いじめ



ってことだな!?


そうなんだな!?

一目惚れの上、お持ち帰りーの、いじめちゃいーの。


……蓉一の精神活動が、完全に攻めな件(笑)


作者インタビューでも、


“頑丈な方が受け”

“可愛ければ可愛いほど攻め度が上がる”

って言ってたしね!!


なるほどね!!




……作家さんがね。

大人だとね。

最初から、こういう拗らせ方するんだなって思った(笑)

日高先生もタキエ先生も、デビュー前はほとんどBL読んだことなかったとインタビューで読んで、やっぱりな、と。


大人の初恋拗らせるとホント大変っていうもんね(笑)


大人になってからBLにハマった分、いきなりコアの拗らせ方をなさったワケですね分かります。


は〜………好き❤️




桜井さんがリアルすぎる罠

2020-02-20 08:23:58 | 花は咲くか
★☆★前置きという名の言い訳★☆★

そんな訳で、この萌え語りは、最終巻まで熟読の末の、ドラマCDを聴き込んでの、さらにインタビューなんかも既読の上の、振り返りレビューです。

よって、

ネタバレてんこ盛り!!

むしろ

ネタバレ
しかない!!!

感じです!

しかも、本当に萌えを吐き出すためだけに書いているので、原作未読だと意味不明だと思われます。

さらに当方かなり年季の入った変態ですので、ちょくちょくアレな表現が出てくる事と思われます。

そこのところをご了承の上、お取り扱いには充分な注意を持って、自己責任でお願い致します(笑)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

では、始まります⭐︎



【桜井さんがリアルすぎる罠】

ときに。

主人公37歳ってそれもうその時点で、B(oys)Lじゃないよねっていう(笑)

日高先生の絵って、リアルとデフォルメしつくした漫画っぽい絵の中間の絶妙の塩梅だなぁと常々思っているのですが。

何が言いたいかというと、

“ちゃんと漫画としての必要なデフォルメがされてるのに、妙にリアルを感じさせる絵”

だなぁと。

しかも物語り的にも、人物の描写がすごくリアルなので、読みながらいつも、

いるいるー!
こういう人いるー!
しかもわりと近いとこにいるー!

とか思っちゃう事もしばしば。

桜井さんは、私にとってその代表格なワケですよ。

と、思ってたらやっぱりモデルがいる(タキエ先生の上司)とインタビューで読んで、超!納得!!

そんなリアルに生きてる感満載のアラフォー男、しかも仕事出来るのに枯れてるとか、リアルでもモテそうだけど残念な男が、絶世の美青年(天然)に恋しちゃうワケですよ!

BLを大量消費してきて今だから思うことだけど、BLって対岸の火事なところが、その流行の根底にあると思うんだけど、日高ショーコ先生の描く人たちは、その心情がリアルすぎて、それが許されない気がしていて。

ゆうても私もアラフォーなワケですよ。

そうすると、どうしても蓉一より桜井さん視点で物語を見てしまう。

まぁ長年腐ってきて骨まで腐りきっているので、今さら攻め目線になっちゃったぐらいで狼狽えませんよええ。

でもね。

桜井さん側から物語見ちゃうとね。

見ちゃうとね。。。

蓉一の可愛さ可憐さエロさに、桜井さんと一緒になってズキュンされる罠!!!

あれわアカンわぁ……。

精神病むわぁ……。

自分の中の雄が刺激される恐ろしさ!

蓉一、恐ろしい子……!!!

いや、恐ろしいのは桜井さんのリアルさだよ!!

つまり日高先生とタキエ先生のタッグヤバすぎって話だよ!!!

もうホント、微に入り細に入り、これでもかとリアルに感じさせるあの手腕ね!

そこに、何気に少女漫画ちっくな手法もさらっと入れてくるとかナニソレ俺をどうしたいんだよ!?

……ハァハァ。

と言うことで、本編に一文字も触れないまま、終わります……

次は、本編感想書きます!

……多分?

こんな変態感想にちょっとでも、あ、それ分かるってうっかり思っちゃったかわいそうな方、コメントお待ちしています(笑)