昨日の夕方、久々に一昨年自治会の役員を一緒にやった仲良しのおば様にお会いしました。
つい先日LINEで、半年前にがんが発見されて手術し、ちょっとふらふらするので体力つけるのにリハビリがてら散歩してます…とのことだったので、どうなのかなぁと思いつつ、お宅にお邪魔しても逆に疲れさせてしまうかなと思い、LINEの交換だけで済ませていたのですが、たまたま買い物途中の下り坂に差し掛かったところ、向こう側から似たような方が来られるな、違うかな…とマジマジと顔をガン見。
あちらも同様で、多分そうだなーと思って話しかけてみたらやはりそうでした。
確かにお身体は以前よりもゆるやかに動いてらっしゃる風情でしたが、思ったよりもお元気そうでホッとしました。
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いつもならマンションや自治会の役員関係は私の都合で旦那にやってもらってるんですが、一昨年から旦那が東京に単身赴任に行くのが決まっちゃったもんでやむを得ずこの年度は私がやることになりました。
…これがねー、私PTAも保育園の保護者会役員等々役員という役員、くじ運が大変悪いもので、必ずといっていいほど大当たりしちゃうんですよ。
大抵〇〇長、もしくは副〇〇長。
はじめのうちはこの世の終わりかと思うくらいに憂鬱な気持ちになりましたが、ふらふらになりながらやってる私を見かねてか他の皆さまに助けていただきなんとか務めることができ、私も何回目かになったらまたかーって感じで諦めの境地に至り、だんだん上に立つのも慣れてきました。
…ま、たまーにモンスターなメンバーさんにお会いして大喧嘩したり、事情で喧嘩できずに我慢に我慢を重ね裏からフォローしまくるなんてこともありましたけど、大抵の場合は人には恵まれたので一時期はうつ病すら完治したほど。
もうこういうのは仕事じゃなくて人、チームワークによりますね。
話がそれましたが、一昨年の自治会の役員決めの際も1/6の確率での本部役員入りでした。
多分一つ一つの役が軽いということなのか、本部に当たったら4つも役を拝命することになるのでやだなーと思ってたら大当たりーっ!
はー、本部かぁ…とは思いましたが、会計監査(他にも一名)・防災(他にも一名)・総務・とある場所の管理(滅多に借りる方なし)だったのでなんとかなるかと思い引き継ぎを受けていたら、前年度会長さんから
「会計を代わってあげてもらえないか?」
と突然の打診がありまして。
でも私はご存知のように見た目は元気ですが持病持ち。
大役を引き受けてしまったらまた旦那に大目玉をくらっちゃう(安請け合いしてあとからできませんっていうのが1番迷惑や、というのが元PTA会長の説。まぁ正論ですよね…)ので、Noといえない日本人のワタクシにしてはものすごーく頑張ったんですが、新会計の方、寝たきりの旦那さまを自宅介護なさってて、ずっとではないものの施設に入れず老健やショートステイを繋いで、途中1ヶ月ほど間が開く時には動けなってしまうということと、PCを持ってないとのことでなんとか…とねばられ、こちらの事情もお話ししたのですが、最終的には互いに補い合って頑張ろうかということになり、担当を分けての異例のダブル会計となりました…
コレ、帰宅後旦那に言ったら
「最初からできないと事情を言えば免除してもらえるはず。
言わない方が悪い」
と一刀両断でしたが、どうやらこの方の旦那様、その昔は自治会長なさってて、その時のご恩を少しでも返したい、なんとかできる限りはできるようにしますとすごく前向きでいらして、すごくね…お気持ちがわかるだけに私も出来るだけしかできないけどお手伝いしたいなと思っちゃったんですよ(泣)
もちろん、私の持病のことから父や弟のことまでお話しして、万が一の時は家族に頼むなりして何とかするということでお互いそこは助け合っていきましょうということで。
…まぁ結果案の定何度か仕事吹っ飛んじゃって、家族に応援を頼みつつなんとかかんとか乗り切り。
防災委員は前年度の方と2人でやるはずが、この方6月で引っ越されたので急遽1人で10ヶ月もやる羽目になり、最後の一ヶ月はコロナなんて予想外のものまで飛び出してもうただでさえ決算報告書だのなんだのとPC仕事でバタバタしましたが無事終了!
中身の濃い一年でしたが久々やり切った感はありましたねぇ…
ここでもう毎週のようにおば様とはお会いしてたので、荒波を乗り越えた戦友のように仲良くなっておりましたが、残念ながら私は持病やら二年目の防災委員を拝命したこともありバタバタしてて、おば様はご主人のお世話やらお体の具合やらであまり外に出れなくなってしまいなかなか連絡をとれずにおりました。
ホント、先日のLINEは久々でとても嬉しかったです。
私まだ体調グダグダなので,なかなかこちらからご連絡もできずにおりましたしね…
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大変前置きが長くなりましたが、ホント久々だったんで互いの近況報告をしておりましたら、なんとおば様が患ったのが子宮体がんと判明。
人間ドッグで発見されたそうで、内視鏡手術で子宮と卵巣を全摘なさったとのこと。
手術自体は内視鏡だったんで楽だったそうなんですが、その後の抗がん剤治療がかなり大変だったようで、髪の毛が全部抜けてしまわれたとか…
そんなこともあり長く入院なさってたんで、今は少しでも体力を取り戻すべくリハビリも兼ねて散歩を日課になさってるそう。
頭がさがります。
それで、実は私も先日子宮体がんの疑いありで調べてもらって一応シロだったけど、未だホルモン剤治療していることを明かしました。
「もうね、なっちゃったら仕方ないよね。
でも家族のために少しでも長生きしなきゃと思って頑張ってるの。
あなたのところはまだお子さんも小さいんだからお母さん長生きしてあげなきゃだめよー」
と、亡くなった母くらいの歳の、しかも私と違って既に手術までなさった方から慰められてなんとも言えない気持ちになりました。
もう私も当初よりは腹は決まってるんです。
万が一悪性に傾いた場合は先生と相談して、子宮全摘の方がいいならとるつもり。
もう子供を産む予定もないですしね…
あまり無駄な延命は望まないけど、それくらいはやらなきゃなと。
おば様に会ってお話しして、それを後押ししていただいたみたいで、本当に偶然でしたけどなんかこのタイミングでお会いできたのはなんかの縁なのかなと思いました。
不思議なご縁。
私なんかよりおば様の方がよほどお元気。
負けてらんないですよね(苦笑)
私だけじゃないんだなぁとすごく元気をいただきました。
どうかおば様もご無理なさらず長生きしていただきたいです。
人との出会いって大事ですね…
ありがたいお話しです。
こんな大したことのないBlogに来てくださる方、フォローしてくださる方、皆さんに心より感謝申し上げます。
拙いblogではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。