22話あるシリーズが12あるのだ。最後のシリーズ12は半分の長さだったが、内容に手抜きは無かったと思う。毎回殺人が起き、人骨から犯人を割り出すという法医学の骨子は変わらないが、様々な人間模様が織りなす筋書きはとても興味深いものだった。
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殺人事件と解決への糸口、チームがそれぞれの技術を駆使してその遺体がどのように命を奪われたかを明らかにしていく。中々に難しい語彙が続く。日本ではここまでの解明技術はないが、専門家であるブレナン博士は理路整然と片付けていく。
彼女の理論が正しいことをFBI捜査官のブースが、犯人を追い詰めながら証明する。犯人は科学捜査の完璧さに罪を認めざるを得ないのだ。
もっと面白いのはドラマに登場する人物の関係性だ。ブレナン博士は頭脳明晰で何でも竹を割った物言い。空気が読めないタイプだ。だからこそ情に熱く、男気満載のブースは彼女に惹かれていくのだろう。
人物の顔を骨から復元するアンジェラはコンピューターオタク。元々はアーティストなので、優しく涙もろい。そんなアンジェラにに恋するのは虫博士のホジンズ。二人の関係性はこのチームをまとめていく布石ともなる。
ひとつひとつのドラマも楽しみであるが、シリーズを通してブレナンやアンジェラは結婚や出産を経験する。日本との大きな違いは、すぐに仕事に復帰して同じチームがたとえ多少スタッフの入れ替わりはあるものの、一丸となって社会的責任を果たしていく事だ。
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朝の買い出しを終えて、コメダでモーニング👍
あんバタートーストは美味しい❣️