もう貴方の姿を見られなくなって一週間経ちますね。
母ちゃん、貴方が側にいる時には貴方が居なくなったら悲しくて悲しくて生きていられない、と思っていました。
でも、今日も元気でいるよ。
ここからは亡くなった時の回想です。
貴方の呼吸が止まり、どんなに呼んでも眼を開けてくれなくなった時涙もでなかった。
ただ淡々と家族に知らせ、シーツやお布団を直し呆然としていました。
みんなが集まって初めて涙が溢れてきました。
小学生の孫ちゃん二人は空君が亡くなる前にベッドの移動を手伝ってくれたよね。
それから一時間もしない内にお別れのときが来るとは思わなかったよね。
二人とも泣きじゃくっていました。
小さい時は毎日お散歩について来たけど、最近は忙しくてそれ程構わなかった高校生の孫ちゃんも眼を真っ赤に泣き腫らしていました。
小さい時ずーっと空君とお出掛けしていたJ君、表には出さなかったけど寂しそうでしたよ。
最後の荘川で一緒に散歩してくれたMちゃん、ありがとうね。寂しいね。
次の朝、小学生の孫ちゃんふたりは学校を休んで空くんの側に居てくれました。
夕方のお葬儀には刈谷から佳保里さんが参列してくれました。
小さくなっておうちに帰ってきた空君。
たくさんのお友だちから供養のお花がいっぱい届きました。
この一週間、貴方の姿を見なくても母ちゃんあまり寂しさを感じなかった。
いつも隣に貴方を感じてる。
きっと今までみたいに母ちゃんのすぐ側で何処にでも付いてきてるんだよね。
今日は初七日。
円福寺のご住職のお話で、もうなんでも食べられるからね。
小さい頃に大好きだけどアレルギーで食べられなかった鶏肉料理を作ってあげるね。