長い活動を誇るチェアメン、76年インヴィクタス最後のシングルは、なぜだかプリンス・ハロルドがリード・シンガーとして登場する。ジェネラル・ジョンソンのいないチェアメン?70年代半ば過ぎのインヴィクタスの潰れる寸前の足掻きがこういった変なレコードを残すきっかけになったわけだが、それはそれでユニークでもあるし良いレコードがあったりするから侮れない。このプリンス・ハロルドも内容は良く、軽快ななサウンドとキャッチーなメロディが聞き所。