先月、何気なく買ってみた一枚。タイトルどおりのハッスルもの。制作年から見てもヴァン・マッコイのあのヒット曲の後追いで作られたものだろうし、内容もいわゆるハッスルしている。そこにラテン・フレーバーといきたいところだが、少々その味付け具合は弱め。それでもサウンドは充実したもので、非常に心地良くダンサブル。ヴァン・マッコイの本家より、リズム隊を力強くした感じがグルーヴ感を増幅したかのよう。インストゥルメンタルものだが、ユニバーサル・ロボット・バンドあたりに触手を伸ばす向きにはお勧め。