Soul 虎の穴

mass production




 今回から、先月のインターネット・ソウル・ラジオ「デスマッチ」でかけた音源ではなくなります。しかしまぁお分かりの人も多いでしょうが、首尾一貫というかある種の統一感を持ってレコードを取り上げていますので、何も代わり映えしませんね。ひたすら、こういった楽曲の素晴らしさが伝われば、と思うのであります。そういえば昨日、少し時間があって様々なソウル系ファンク系サイトやブログを見たり、出版物の提灯ライターの文を眺めたりしましたが、本ブログはかなり浮いた存在なんだと初めて気付きました。考えてみればソウル虎の穴の時もそうだったし、そのうち分かる人も増えるでしょう。と、期待しつつ、今晩8時くらいから先月のソウル・ラジオ「デスマッチ」の再放送が行われます。子供の日にスペシャル企画ってほどじゃないなぁ…まっ聞けなかった人はぜひ聞いてみてください。

 http://deathmatch.hp.infoseek.co.jp/
http://203.131.199.131:8100/deathmatchjapansoulradio.m3u

 ではこのマス・プロダクションの79年のアルバム・カットのシングルについて。ヴァージニアはリッチモンド出身のこのバンドは70年代半ばにレコード・デビューし、約10年ほどレコードをリリースし続ける。アルバムも多作だが、高い演奏力と時流に乗ったディスコ・ファンクで人気を得たグループと言えよう。特にダンクラファンや昔ながらのディスコファンク・ファンに好まれるバンドだろうか。しかしファンクという尺度ではどうという事ないバンドとも言える。ただミュージシャンの技量は傑出し、時に素晴らしいダンスナンバーやミディアム調の歌モノを作り出しているから侮れない。そこでこの曲をピックアップしてみた。79年のアルバムからはファアクラッカーがそこそこヒットし知られるが、この曲の方がはるかにベター。ファンキー且つ性急なアップテンポのビートは、各々のバンド・メンバーの成せる業であり、匠たる所以だろう。性急なアップながら引き込まれるようなグルーヴがある。特にブレイクから2本のカッティング・ギターが徐々に入っていく様とそこからの盛り上がりは圧巻。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事