Soul 虎の穴

sparkle

ハロルド・サージェントで前回で触れたスパークルの12インチを取り上げます。前に一度、画像だけ、それもディスコ・マッドネスの面を取り上げたのが8年くらい前?何も書いてなかったので改めて書いてみます。とはいえ、もうクラシック中のクラシック、特にディスコ・マッドネスなんては書きづらいところもあります。USブラック・ディスコのシーンでは長く愛されているレコードのようですし。サダーの初来日でのプレイも懐かしい。というか、これぞディスコ・マッドネスという瞬間に立ち会えたことに感謝したいくらいです。そうそう、この5、6年くらい?だったか、スパークルのアルバムが騒がれはじめ、たしか黒人DJが画像をSNS上でアップしたのがきっかけだったかで大騒ぎ。eベイに出品されたら千ドル超えるし、最近はシールドが出回るし、情報出回りアルバムにはシックスミリオン・ステップスが収録されていたり知り、謎が謎を呼んどります。アルバム、しかし値段がなあ…昔みたいに安く買えないのが残念な世の中です。
ぐだぐた言いながらも、スパークルの12インチについて少しだけ書いてみます。リリースは1979年、ディスコ・マッドネスとカップリングで写真の曲ダウン・ザ・ウェイの2曲が収録され、片面2曲入りやカナダ盤など三種類出ています。なお45回転の12インチなので、音はぶっといです。グループの全容はまだはっきりしてませんが、メンバーにハロルド・サージェントがいたり、プロデュースも彼だったり、ライターにシルバー・サージェントのクレジットあったり、何より個人的にはハロルド・サージェント・フォー・ブルーウェイブ、このクレジット見つけたときは痺れましたね。ブルーウェイブといえば、ハイクオリティな三枚のシングルだけを残すレーベル、あのホットアイスのレーベルです。ハロルド・サージェントだからそうクレジットにあるのは当たり前ではありますが、やはり昔は少ない情報から辿らざるを得なかったもので。クレジットが繋がり、出てくる音で合致した時にコレクター冥利につきます。パーカッシブなリズム、太いベース、前回のウッドブラス&スティールと同様のサウンドです。違いはヴォーカル、ディスコ・マッドネスでは女性ヴォーカル、ダウン・ザ・ウェイでは男性、どちらも熱い。特にディスコ・マッドネスでのヴォーカルは、コーラス含めてゴスペルのようでもあります。考えたら、ホットアイスのサーチ・フォー・トゥモロウではヴォーカルグループばりの素晴らしさではありますが、後半なんかはゴスペルのように掛け合いをしています。そのあたりも聞き所として注目してみたら面白いかもなんて思ってます。
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