自動運転化の背景には、コロナワクチン接種によって体調不良を訴え、出勤出来ない運転士が続出しているからでしょう。
今後、南海電鉄以外の私鉄、JR各社でも自動運転化が進むでしょう。
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◆南海電鉄 自動運転の走行試験を公開 将来的な列車の運転士不足などに対応 和歌山市
将来的な列車の運転士不足などに対応するため、今年8月から和歌山市の和歌山港線で自動運転の走行試験を実施している、大阪市に本社のある南海電気鉄道は、今日その様子を報道機関に公開しました。
和歌山市の南海和歌山市駅の構内に来ています。現在、南海電鉄の和歌山港線でこちらの車両を活用して、自動運転による走行試験が行われています。
南海電鉄などでは今年8月29日から、和歌山市の和歌山市駅と和歌山港駅を結ぶ和歌山港線の約3kmの区間で、免許を持った運転士が乗車した上で、車両に搭載される自動運転システムが車両の加減速や停車を行う、自動運転の走行試験を実施しています。
今月15日までに行われた試験結果では約980kmを走行し、約97%は南海電鉄が求める停止精度 誤差1mの範囲内だったということです。
今日の試験では、運転士が出発指示のボタンを押すと列車が出発、南海電鉄の職員らが監視用のモニターに映し出された速度や停車位置を確認していました。
今後、南海電鉄などでは今回の試験で出た課題を洗い出して、さらに自動運転の精度を高め、将来的には和歌山港線と大阪府高石市の高師浜線での導入を目指すとしています。