先般、中国・成都のデパートの売り場作りをお手伝いした話を書いたがそのデパートが12月20日にオープンした。
今回は現地での苦労話と商品造りのヒントを。教えた商品の一つにローストビーフがある。チャーシューとローストビーフを拡販したいので、是非教えてほしいというので、スチームコンベクションオーブンで焼くのが良いだろうと思い、前もって現地に尋ねると設置してあるという返事。実際現地に行ってみると、鴨の丸やローストチキンの丸等(内蔵を取り除いた骨付きの肉)を焼くロティスター(ローストチキンの丸焼きを作る機械)が2台、お客様から見える場所にデンと備え付けてあった。結局私が望んでいたスチームコンベクションオーブンがなかったので、この機械に若干手を加えてもらいこれを利用することにした。メーカーではないのでコメントは省きますが、簡単に便利な大量に焼きにはスチームコンベクションオーブンが便利です。
現地で教えた焼き方:出来るだけ簡単に且つ美味しく仕上げる為に、5~6時間位前又は前日に塩・コショウでマリネし、2時間位かけて焼きます。中心温度(芯温)は53℃前後がジューシーで良い。只芯温が58℃以下だと細菌の問題があるので、基本的には惣菜部門では58℃~60℃位で焼かせる。この微妙な温度設定が出来るのがスチームコンベクションオーブという機械です。芯温が65℃以上になると肉が硬くなるのでご注意を!商品が出来上がったら、冷蔵庫で冷やして供するか、温かくしてお客様に食べて頂く場合には、ホールディングといって若干温度を下げ塊のままオーブンのの中に入れておき、必要な時にカットして供する。
大きな肉のブロックを家庭オーブンで焼く場合には、焼き損じないように芯温が規定温度になると知らせてくれるポップアップタイマーという商品(2種類あります)も販売しています。
因にローストビーフに使う材料は、価格・柔らかさ・美味しさ等考慮することが色々とありますが、元肉屋の私として推薦できる原料は、畜種(和牛、国産牛、輸入牛等)を考えなければウチモモ、ランプ肉、サーロインが無難かと思います。その中で
カットが面倒ですが、値段・柔らかさ等を考慮するとランプ肉が総合評価でベストかな。ローストビーフにしておき、薄くスライスしてオードブルにしたり、厚くカットし、表面だけ焼いてステーキにもなる商品です。
今回は現地での苦労話と商品造りのヒントを。教えた商品の一つにローストビーフがある。チャーシューとローストビーフを拡販したいので、是非教えてほしいというので、スチームコンベクションオーブンで焼くのが良いだろうと思い、前もって現地に尋ねると設置してあるという返事。実際現地に行ってみると、鴨の丸やローストチキンの丸等(内蔵を取り除いた骨付きの肉)を焼くロティスター(ローストチキンの丸焼きを作る機械)が2台、お客様から見える場所にデンと備え付けてあった。結局私が望んでいたスチームコンベクションオーブンがなかったので、この機械に若干手を加えてもらいこれを利用することにした。メーカーではないのでコメントは省きますが、簡単に便利な大量に焼きにはスチームコンベクションオーブンが便利です。
現地で教えた焼き方:出来るだけ簡単に且つ美味しく仕上げる為に、5~6時間位前又は前日に塩・コショウでマリネし、2時間位かけて焼きます。中心温度(芯温)は53℃前後がジューシーで良い。只芯温が58℃以下だと細菌の問題があるので、基本的には惣菜部門では58℃~60℃位で焼かせる。この微妙な温度設定が出来るのがスチームコンベクションオーブという機械です。芯温が65℃以上になると肉が硬くなるのでご注意を!商品が出来上がったら、冷蔵庫で冷やして供するか、温かくしてお客様に食べて頂く場合には、ホールディングといって若干温度を下げ塊のままオーブンのの中に入れておき、必要な時にカットして供する。
大きな肉のブロックを家庭オーブンで焼く場合には、焼き損じないように芯温が規定温度になると知らせてくれるポップアップタイマーという商品(2種類あります)も販売しています。
因にローストビーフに使う材料は、価格・柔らかさ・美味しさ等考慮することが色々とありますが、元肉屋の私として推薦できる原料は、畜種(和牛、国産牛、輸入牛等)を考えなければウチモモ、ランプ肉、サーロインが無難かと思います。その中で
カットが面倒ですが、値段・柔らかさ等を考慮するとランプ肉が総合評価でベストかな。ローストビーフにしておき、薄くスライスしてオードブルにしたり、厚くカットし、表面だけ焼いてステーキにもなる商品です。