物語は、年老いた柳葉敏郎が下校する娘を迎えに行くことから始まる。 花屋に立ち寄った柳葉は、マーガレット(だったような)を見て 今は亡き妻のことを思い出す。以下、回想シーン。
小学校の七夕の時、下校中に水野真紀を見かける。 大学生になった時、当時の彼女とのデート中に、また水野を見かける。 就職した時、通り雨を避けるため入った店で水野に出会う。 子供の頃から思いを募らせていた柳葉は、水野に交際を申し込む。 やがてふたりは結婚した。 夫婦生活の中で、おかしなことがあった。 忘れ物を取りに家に戻ると、今出たばかりなのに妻がいない。 捜してみると、さっきいなかったはずの場所にいる。 しかもマーガレットを持って・・・ こうやってふと消えることがたまにあった。
にほんブログ村