続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ナポレオン」(2023米/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

《「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた歴史スペクタクル。妻ジョゼフィーヌ役に「ミッション:インポッシブル」シリーズのバネッサ・カービー。「ゲティ家の身代金」でもスコット監督と組んだデビッド・スカルパが脚本を手がけた。》

これは早く観たいと思っているうちに、上映時間が長いこともあってなかなかタイミングが合わずにいるうちに近場のT・ジョイPRINCE品川ではいよいよ今週木曜日で終わってしまうのでレイトで観てきたけど、いやぁ、観流さなくてよかった。

もう、そこまでしなくてもと思うくらい細部までこだわった18世紀末の時代再現もハンパなくて画面から目が離せなかったというか、どちらかというとホアキン・フェニックスは苦手なんだけど、そんな苦手意識がかえって追い風になったみたいなこれまであまり見たことのないナポレオン像だったのも良かった。

当時の戦闘シーンも見どころ、同じくらいな比重で妻のジョゼフィーヌとの関係が描かれていてそこは賛否ありそうだけど、情の部分があることでナポレオンをより理解しやすくなって飽きずに観ることができた。

最後の方で流れたナポレオンによる戦争での犠牲者の数の多さに改めて驚きながらも、彼の最期に涙が出そうになってしまった、あの「アナザー・カントリー」のルパート・エバレットが出ていたのも印象的!

レイトなのに明かりがつくまで誰も席を立たなかったのも特記事項かも。

☆あらすじ☆
18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。若き軍人ナポレオンは目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命される。ナポレオンは夫を亡くした女性ジョゼフィーヌと恋に落ち結婚するが、ナポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に奔放なジョゼフィーヌは他の男とも関係を持ち、いつしか夫婦関係は奇妙にねじ曲がっていく。その一方で英雄としてのナポレオンは快進撃を続け、クーデターを成功させて第一統領に就任、そしてついにフランス帝国の皇帝にまで上り詰める。政治家・軍人のトップに立ったナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送るジョゼフィーヌだったが、2人の心は満たされないままだった。やがてナポレオンは戦争にのめり込み、凄惨な侵略と征服を繰り返すようになる。
※映画.comより

キャスト
ホアキン・フェニックス
バネッサ・カービー
タハール・ラヒム
マーク・ボナー
ルパート・エベレット
ユーセフ・カーコア

監督
リドリー・スコット

原題  Napoleon

158分

PG12

T・ジョイPRINCE品川6 20:30〜観客50人程/210席






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