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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「フラッグ・デイ 父を想う日」(2021米/ショウゲート)

《名優ショーン・ペンが初めて自身の監督作に出演し、実娘ディラン・ペンと父娘役を演じた人間ドラマ。ジャーナリストのジェニファー・ボーゲルが2005年に発表した回顧録を原作に、愛する父が実は犯罪者だったと知った娘の葛藤と家族の絆を、実話を基に描き出す。共演に「ボーダーライン」のジョシュ・ブローリン、「ウィンターズ・ボーン」のデイル・ディッキー。「フォードvsフェラーリ」のジェズ・バターワース&ジョン=ヘンリー・バターワースが脚本を手がけた。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。》

“フラッグ・デイ”というのは6月14日のアメリカ国旗制定記念日のことで、ショーン・ペン演じる実在の偽札事件の犯人であるジョン・ボーゲルの誕生日でもあることからの象徴的なタイトルで、そのパレードの様子なども描かれているんだけど、なにか懐かしさを覚えてしまったのは、名画座全盛の頃によく観たような1970年代の空気感が漂っていたからかも。

ショーン・ペンが監督だけでなく、自ら出演というのは初めてということで、言うまでもなく安定の演技だったけど、娘役で出演の実の娘であるディラン・ペンの繊細な演技もよかった、こんなに綺麗な娘さんがいたなんてびっくりしたけど、ロビン・ライトがお母さんとわかって納得、そういえばどこか面影があるような。

実在の話をモチーフにしたということで、もう少し偽札事件の方も掘り下げてジョン・ボーゲルの稀有な才能のようなものも描いて欲しかったような気もしたけど、父と娘の物語りとして興味深く観ることができた、伯父役でジョシュ・ブローリンが出ていたのも得した気分だった。

☆あらすじ☆
1992年、アメリカ最大級の偽札事件の犯人であるジョン・ボーゲルが、裁判を前にして逃亡した。ジョンは巨額の偽札を高度な技術で製造したが、その顛末を聞いた娘ジェニファーが口にしたのは、父への変わらぬ愛情だった……。
※映画.comより

キャスト
ディラン・ペン
ショーン・ペン
ジョシュ・ブローリン
ノーバート・レオ・バッツ
デイル・ディッキー
エディ・マーサン
ベイリー・ノーブル
ホッパー・ジャック・ペン
キャサリン・ウィニック

監督
ショーン・ペン

原題  Flag Day

112分

PG12

TOHOシネマズ錦糸町6 17:35〜観客20人程/116席




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