続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ANORA アノーラ」(2024米/ビターズエンド)

《「タンジェリン」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」「レッド・ロケット」などで高い評価を受けてきたショーン・ベイカー監督が手がけた人間賛歌の物語。ニューヨークを舞台に、若きストリップダンサーのアノーラが、自らの幸せを勝ち取ろうと全力で奮闘する等身大の生きざまを描いた。2024年・第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールを、第97回アカデミー賞では作品賞や監督賞、主演女優賞など5部門を受賞した。》

これはストリップダンサーをしながら暮らすロシア系アメリカ人のアニー(アノーラ)とロシアの御曹司との身分違いな恋?の話なんだけど、まずは冒頭からエロエロなシーン満載でクラクラ!

からの、御曹司のダメさ加減にイライラ、怒号や罵声が飛び交うシーンも満載なんだけど、アノーラの駄々っ子のような抵抗ぶりに思わず笑ってしまったり、アノーラに寄り添う気持ちで観ているうちに迎えるラストが絶品!

肝心なことは台詞で言わせない演出もよかった、アノーラを演じた女優さんにも拍手!と思ったらアカデミー賞作品賞、監督賞に主演女優賞獲得とか、納得!

ショーン・ベイカー監督作品といえば、2018年の5月に観た「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」もその日暮らしの生活を送る人々の日常がただ描かれているだけなんだけど、ハッピーエンドという言葉が安易に思えるような素晴らしいラストに唸った覚えがあるので相性が良いのかも、iPhoneだけで撮影したという「タンジェリン」は気になりながらも後回しにしているうちに観逃してしまったのが残念!

☆あらすじ☆
ニューヨークでストリップダンサーをしながら暮らすロシア系アメリカ人のアニーことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司イヴァンと出会い、彼がロシアに帰るまでの7日間、1万5000ドルの報酬で「契約彼女」になる。パーティにショッピングにと贅沢三昧の日々を過ごした2人は、休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚する。幸せ絶頂の2人だったが、ロシアにいるイヴァンの両親は、息子が娼婦と結婚したとの噂を聞いて猛反発し、結婚を阻止すべく、屈強な男たちを2人のもとへ送り込んでくる。ほどなくして、イヴァンの両親もロシアから到着するが……。
※映画.comより

キャスト
マイキー・マディソン
マーク・エイデルシュテイン
ユーリー・ボリソフ
カレン・カラグリアン
バチェ・トブマシアン

監督
ショーン・ベイカー

原題または英題   Anora

139分

R18+

T・ジョイPRINCE品川2 20:45〜観客40人程/190席







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