続・とりあえずの映画鑑賞メモ

大いなる陰謀(2007米)LIONS FOR LAMBS

“今、ひとりひとりが選択の苦悩に直面する…トム・クルーズ、メリル・ストリープ、そして7年ぶりにメガホンを執ったロバート・レッドフォードのオールスター競演が実現した社会派ドラマ”

今日は普通に木曜日コースで、大森でお姑さまの様子見してから、川崎に向かいました

何故この映画にしたかというと…ごめんなさい、単に、時間的にちょうどよかったからです、バスで大森駅に着くのがだいたい19時前後なので、19:20~40の回というのは魅力的なんですよね、しかもお天気もあまりよくないし、109なら外に出ないですむので楽だし

って、動機が不純でした、ロバート・レッドフォードの監督作品は「普通の人々」の昔から“志の高い”ところが好きで、ハズレなかったんですが、今回ばかりは“志が高過ぎる”というか、大事なことがたくさん詰め込まれているなとは思いながらも私にはハードルが高過ぎたかも

内容は…“対テロ戦争の戦略を打ち出し大統領への野望を目論む政治家とその真相に迫る女性記者の熾烈な駆け引きを中心に、その戦略に巻き込まれた人々それぞれの顛末を描く”ものですが、オールスター共演だから最後まで観られたものの、延々と繰り広げられる討論劇にひいてしまったというか、大物俳優さんたちも、内容に賛同して、ギャラ返上、手弁当で参加しましたみたいな…かどうかは知りませんあくまで例えですが、真面目を絵に描いたような映画でした。

私みたいに世界情勢や政治的な思惑などに無知な人間には“猫に小判”ですが、アメリカに興味ある方には見応えがありそうですね

109シネマズ川崎1 19:35~観客30人程/246席

コメント一覧

ルパン
>R&R MANさん

ぷぷっ、R&RMANさんでもいきあたりばったりで観ることがあるんですね。
それにしても、普段ならR&RMANさんの好み的には絶対に観ないようなこの邦題は誤解されそうですよね。

この作品も「フィクサー」と同じく、ラストでの俳優さんの表情が“目にもの言わせていた”というか…こういうラストシーンを観ると、“映画は終わったてころから始まりがある”という言葉を思い出します、凡庸な映画は終わったら全て忘れてたしまうわけで(^^;

なんて、私にはちょっとハードルが高くて映画的な楽しさは味わえませんでしたが、志の高い映画として、テーマは受け止めたいです(^-^)b
ルパン
>R&R MANさん

あのラストのジョージ・クルーニーの表情、ほんと名場面ですよね。
下手な演出にかかったら、ナレーションやらテロップやらで心情を説明しかねないけど、それだとこちらの心には残りませんよね、ラストシーンって大切だなと改めて思わされました。
R&R MAN
奇遇ですね。
鑑賞の動機がオレと同じだ…。

政府から睨まれかねない、いわゆる、ご都合主義的な政略を暴いたり、無為な戦争で兵士を犬死にさせる政治家をバカ呼ばわりしたりと、本来なら公然と切り込むのはためらわれるであろう気骨ある作品で、そこは庶民感情として惜しみない拍手を送りたいところでございます。
でも、本題は教授と生徒のやりとりにあるわけですから、安易に『…陰謀』などと作品について誤解を招きかねないタイトルをつけてほしくはなかったですね。

「現状ですべきことを自分で考え、信念をもって飛び込め!」と諭す教授に対し、「自らリスクしょって、もし失敗したらどうする?」と反論する生徒。
そこで、教授いわく「失敗か…。でも、“行動は起こした”だろ?」…と。
熱くなって噛みつく生徒にとっては肩スカシみたいな結論ですが、ここ、最も印象的なシーンでした。

それから、相変わらず友人と無気力にテレビをながめてたこの学生が、ふと何らかの決意をたたえた眼光を宿したところでエンドロール…、冴えた演出ですよねー!
人が変わる節目というのは、なにももったいぶった前置きがあるわけではなく、一瞬の決意や覚悟が引き金になるッてのは自分も実感するところでございやす。
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