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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」(東宝東和)

《映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタインによる性的暴行を告発した2人の女性記者による回顧録を基に映画化した社会派ドラマ。「プロミシング・ヤング・ウーマン」のキャリー・マリガンと「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のゾーイ・カザンが2人の主人公を演じる。「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」のマリア・シュラーダーが監督を務め、ブラッド・ピットが製作総指揮を手がけた。》

まずは冒頭から実名で米国の元大統領の名前が出てきて思わず座り直したというか、アシュレイ・ジャドが本人役で登場したことでこの作品の本気度が伺えて緊張感の連続だった。

実在の人物をターゲットにしているということで、肝心の行為の方はほぼセリフで済ませてあるので単調さはぬぐえないけど、わざわざそんなシーンを見せつけるよりも、キャリー・マリガンとゾーイ・カザンが演じる2人のニューヨーク・タイムズ誌の記者の日常生活も描きながらの、再現フィルム的な扱いもよかった。

それにしても長い間パワハラ、セクハラし放題の大物映画プロデューサーには呆れたというか、粘り強く彼を追い詰めた記者たち、沈黙を破って声をあげた被害者の方たちには拍手しかないけど、今でもどこかで同じようなことが行われているような気もして根の深い問題だと改めて思わせられた。

☆あらすじ☆
ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターは、大物映画プロデューサーのワインスタインが数十年にわたって続けてきた性的暴行について取材を始めるが、ワインスタインがこれまで何度も記事をもみ消してきたことを知る。被害女性の多くは示談に応じており、証言すれば訴えられるという恐怖や当時のトラウマによって声を上げられずにいた。問題の本質が業界の隠蔽体質にあると気づいた記者たちは、取材対象から拒否され、ワインスタイン側からの妨害を受けながらも、真実を追い求めて奔走する。
※映画.comより

キャスト
キャリー・マリガン
ゾーイ・カザン
パトリシア・クラークソン
アンドレ・ブラウアー
ジェニファー・イーリー
サマンサ・モートン
アンジェラ・ヨー
アシュレイ・ジャッド

監督
マリア・シュラーダー

原題  She Said

129分

G

T・ジョイPRINCE品川7 15:50〜観客10人程/124席





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