続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「モリコーネ 映画が恋した音楽家」(2021伊/ギャガ)

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、師であり友でもある映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネにら迫ったドキュメンタリー。モリコーネのプライベートライフやコメント、初公開のアーカイブ映像などにより、モリコーネのチャーミングな人間性にも迫る。》

これは映画好きにも音楽好きにもオススメ!

もう曲が流れただけで胸がときめくようなエンニオ・モリコーネの音楽の数々に酔いしれたというか、「シシリアン」や「天国の日々」とか懐かしさで声を上げてしまった、未公開作品の数々もみどころ。

ドキュメンタリーというとやっぱり証言インタビューが中心になって証言者の顔のアップの連続とか苦手なんだけど、あの「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が撮っただけあって、クリント・イーストウッドやクエンティン・タランティーノ、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーン、ジョーン・バエズなど証言者たちの顔ぶれも豪華で、モリコーネ監督の良さを全て引き出しているところもよかった。

深い絆で結ばれた奥さんの存在にも感動、アカデミー授賞式でのモリコーネ監督のスピーチと奥さんの表情に涙が出てしまった。

もう少し早く公開されていたら昨年11月に開催の「エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション」に行けだかもと思うと残念、また開催して欲しい。

☆あらすじ☆
1961年のデビュー以来、500作品以上もの映画やテレビの音楽を手がけ、2020年7月に惜しまれながらこの世を去ったモリコーネ。「ニュー・シネマ・パラダイス」「荒野の用心棒」「アンタッチャブル」など45作品にも及ぶ傑作から選ばれた名場面や、最高の音響技術で再現されたワールドコンサートツアーの演奏、クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら錚々たる顔ぶれの監督・プロデューサー・音楽家へのインタビューを通して、モリコーネがいかにして偉業を成し遂げたのかを解き明かしていく。
※映画.comより

キャスト
エンニオ・モリコーネ
クリント・イーストウッド
クエンティン・タランティーノ
ウォン・カーウァイ
オリバー・ストーン
ハンス・ジマー
バリー・レビンソン
ジョン・ウィリアムズ
ダリオ・アルジェント
ジュゼッペ・トルナトーレ
テレンス・マリック
ブルース・スプリングスティーン
ベルナルド・ベルトルッチ
ジェームズ・ヘットフィールド
クインシー・ジョーンズ
ローランド・ジョフィ
リナ・ウェルトミューラー
フィル・ジョアノー

監督
ジュゼッペ・トルナトーレ

原題  Ennio

157分

G

TOHOシネマズシャンテ1 16:20~観客8割程/224席




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