今日は火曜日なので大和経由で大森でお姑さまの様子見してから大森に戻りました
洋画の最新作をキネカ大森で観るのはいささか違うかなと思いましたが、時間的に間に合うものも他になかったので、バス降りてすぐにキネカ大森に駆け込んだわけですが、大劇場で観なくて正解だったかも、テーマについていけなくてちょっと微妙だったというか…
内容は…“辛い過去を背負い心に傷を抱えた男が採る謎めいた行動の行方とその衝撃の真相を描く”ものですが、う~ん、難しいですね、一度観ただけではわからない深い“含み”があるのかもしれないが、私には彼の“贈り物”は受け取れそうにないと思いました
というか、“贈り物”という邦題にとらわれてしまうと少し違う方向を期待してしまうわけで、それに彼のしたことの是か非かを問うものではないので、これもありなのかもですが、こういった内容のものは観客の色々な反応を予測した上で、主人公のやり方に批判的な“ツッコミ”人間も出してくれたら、もう少し主人公に寄り添えたかも、人って不思議なもので、責められたり否定されたりしている人を見ると、肩入れしたくなるものだし、なんて思うものだし…って、私だけかもですが(笑)
或いは、主人公がもっともっとどうしようもない人間で、せめてこの世から去って行く前に神から7つの試練をくだされてひとつひとつクリアしていくのを観客も見守るとか…なんてね、原型が先にあって後からこうすればああすれば、と言うのは簡単なんですけどね。
というわけで、基本的にネタバレ映画なのでなんか抽象的なことしか書けませんが、これから観ようと思う方は、“ヒューマン・ドラマ”とか“感動作”とかというコピーに惑わされないようにした方がいいかもです、確かに命の重さは伝わってきましたが…
原題:Seven Pounds
キネカ大森1 18:50~観客10人程/134席
