続・とりあえずの映画鑑賞メモ

キャンディ(2005オーストラリア)

“二人の楽園は、永遠の愛に繋がっている…”

今日は一日中雨が降って寒い程でしたが、まずは大森でお姑さまの様子見…今日はちょっとしたイベントがあって昼過ぎにも顔出したので、いつもより早めに退出して銀座に行ってきました

“キャンディ゛とはヒロインの名前であると同時に、ドラッグを意味する隠語でもあるそうですが、ドラッグ漬けの若い男女が陥る“ヤク漬け”の地獄を描きながらも“堕ちた”感じがしなかったのは、画家志望のヒロイン、キャンディを演じたアビー・コニッシュの宝石のような美しさと、詩人志望のダンを演じたヒース・レジャーの、ヤクのために罪を犯しながらもどこか良心を捨て切れない繊細さが伝わってきたからかも…。

刹那的な生活を送りながら文学に結びつくという意味では、「酔いどれ詩人になるまえに」と似ているように思いました、ラストから立ち上る透明感はダンの詩人としてのその後を想像させるという意味ではまさに“ヤク中詩人になるまえに”といったところでしょうか…というか、彼の選んだ胸が痛くなるような選択に恋愛の昇華を感じて、これは紛れもなくラブストーリーなんだと思いました

シャンテ・シネ2 19:35~観客20人程/204席
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