今年はオリンピックイヤーで、TOKYO2020があるはずだった。
そのため、毎年8月に開催されていた同人誌即売会コミックマーケットは、
5月の連休中の開催が予定されていたのであるが…
…新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大により開催中止。
残念きわまりないが、大勢が全国から集まってくる巨大イベント故、
密は避けられない、と思えば、仕方が無いのだろう…。
と、そんなこともあって、既にコミケは過ぎ去ったものと、思っていたが、
準備会の呟きで、例年通りであれば今頃に開催されている、と知る。
そうか、そんな時期なのか。
ふと、コミックマーケットに参加したのはいつだったかと振り返ると、
最初のDavid Bowieの同人誌「STARDUST」を発行したのは、
SOUND AND VISION TOUR の来日公演後。
つまり、1990年。
今からちょうど、30年前のことだった。
当初、全く何の情報も無い時に、
David Bowieの同人誌を作りたいのですが…
と、先達の方に相談し、原稿の作り方を教わり、
発行予定を決めて印刷所に予約を入れる…。
先達には「今作っても売れないよー」と言われながら、
原稿作成の作業を始めたとことろに、
「5月に来日が決定した!」
と、別の方から知らせが入る。
そんなタイミングでの発行だったので、
初同人誌にしては、意外と早く完売しました。
それから、コミケ合わせで毎回コピー誌を発行。
弱小サークルにもかかわらず当選率は良かった気がします。
合わせて、ファンサークルを始めてしまい、会報も発行。
Tin Machine来日応援チームでも同人誌を作ったり、
会社に行きながらよくもやっていたものだと…
今思うととても不思議。
若かったんですね。
というわけで、懐かしい同人誌を並べてみる。
なかなかな数です。
(今、写真を見返して、S&V vol18が無いな…と気づく。
在庫が一冊も無いのかもしれない…。。探そうw)
コミケ合わせのコピー誌「SOUND AND VISION」は
通算でvol.18まで発行したところで……、中断。
当時、洋楽サークルは平日配置が多く、私は仕事が休めない。
同じBowieサークルのTRASH様に留守を託すことが多くなり、
サークル参加申し込みを、控えるようになりました…。
しかも、世の中はインターネットが普及し、
速報性はもはやネットには適いません。
一応、情報ペーパー的な会報はしばらく発行していましたが、
引っ越しをしたり、体調を悪くしたりがあり、停滞…。
コミケへは、TRASH様のスペースに、
お留守番か売り子手伝いで参加することもありつつ…
できるときには情報ペーパーなどを作成し無料配布。
以前からお立ち寄り下さっていた方との再会があったり、
長年のファンの方とお話することもできたり、
即売会という場所は貴重な交流の場でもありました…。
そうこうするうちに………、2016年がやってきました。
やってきてしまったんですよね…。
そのタイミングで2017年1月に、
大回顧展『David Bowie is』の日本開催。
久しぶりにしばらくBowie三昧の時を過ごしました。
その回顧展の詳細レポートをまとめた、
SOUND AND VISION ex を、2018年に発行。
次は[David Bowie Real]の内容紹介などできたらな…
とか、つぶやいていましたが、まだ、できていません。
…コミケが無いから…(締め切りが無いと始めない)。
そして…、感染拡大が続いている影響で、
2020年末に開催が予定され…るはずだったコミックマーケットも、
「開催中止」が、発表されました。
残念です。
…果たして来年はどうなるのでしょうか。