あやめの里便り

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プレ国民文化祭

2007-12-24 01:36:55 | 舞台・映画(観るのも演るのも)

22.23日は小美玉市にて「国民文化祭」がありました。
昨日はお父さんと出掛けた娘ですが、今日は私と。本当に演劇三昧ですな(笑)
本日の演目は
「森は生きている」
「白雪姫」
「父と暮らせば」
この内、2本を観る事が出来ました。

「白雪姫」
役者さん達もノリノリですが、観ている子供達もノリノリですv
白雪姫をリボンで締め上げた(お后)が、「これで私が一番よ」と言えば「一番じゃねぇぞー」と声が掛かって会場は笑いに包まれます。
舞台の上の白雪姫も笑いをこらえていたかもしれませんね。
いやー、楽しい舞台でした。

「父と暮らせば」
映画にもなったこのお芝居、観たいみたいと思いながら、なかなか観る機会がありませんでした。
今回リブさんの舞台を観る事が出来て、本当に良かった。

死んで行った一人ひとりの死に方があまりにむごく、自分が生き残っている事が「申し訳なく」て幸せになる事を拒む娘。
娘を思い、現れる父。
自分を責める娘。
「それはもう済んだ事」だと言う父。

堂々巡りのようでも、少しずつ思いは解されていきます。

「生き残った事」それは「思い」を託されているという事。
一番の「思い」は父から娘への愛情ではないかと思いました。

静かにしずかに舞台は終わります。
一時間半近くの「朗読劇」でしたが、本当に見応えがありました。
娘と言えば、帰りの車の中でも「思い出し泣き」をしておりました。



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