あやめの里便り

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2012茨城県高等学校演劇県祭 感想

2012-11-24 22:56:53 | 高校演劇
2日とも午後から観て来ました。
個人的な感想を少し。 

今回は生徒創作・顧問創作のお芝居が多く、見応えがありました。
創作の良い所は、やりたい事、伝えたい事が出来る事。
私が観たのは全部が創作でしたが、どこも楽しくやっていたみたいですv

○鉾田一高は観客巻き込み型。
観客が乗っかるまで押して来る力強さは、今までには無かった魅力。
パワフルな動きが良かったです。
個人個人の力の差がちょっと目立つので、今後に期待。
お話に「起承転結」の「結」が無い。
最終的にそれぞれお祖父ちゃんを思いつつ、泣きながら面白い事をやっているなか宮本さん退場→幕、とかどう?

○友部高校は脚本での設定や小道具が面白い。
その面白さを生かし切れていないように感じました。
もっとテンポと思い切りを! 

○ホンワカと品の良い日立一高。
びっくりしたのは、ガヤがお芝居として成り立っていたこと。
その中で、セリフが自然にはっきり聞こえて来る。動きも良かったです。
が、空気が変わる場面が弱かったりとか、まだまだ改良の余地がありそうな感じです。

○構成がしっかりしていたのが土浦一高。
何年か前までは飛び道具のように小道具満載でしたが、今回は笑いも取れる演技にグレードアップ! 教室の作りも自然で良かったです。

○かわいさとカッコ良さ。女の子の夢満載の水戸二高。
アニメ風味の軽さが楽しかったですv
カラスがヒトちゃんに渡したものは何?

○始めから終わりまでテンションMAXだった聖徳女子。
舞台になった昭和の真面目さと相まって、ある種緊張感たっぷりでした。
真面目なだけになかなか折れないキャラばかりで、それだけに心の変化は納得の行く展開でした。
 
 


県大会をご覧になった方はいらっしゃいますか?
午前の上演はいかがでしたでしょうか。
よろしければ、感想などよろしくお願い致します

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