あやめの里便り

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「リライト」

2010-10-10 21:16:01 | 舞台・映画(観るのも演るのも)
SF作品には、大概ツッコミどころが多いもの。
でも、それは「愛」という名の下に目を瞑ろう。



ネタバレ、御免。

今回は、物語に惹かれた。


















あらすじは・・「ロボット」と研究者の悲恋?
なにしろ研究者(男性)は既婚者なので。

悲しい事に、研究者は自分が奥さんを愛していた事に気が付いてしまう。
まあ、真っ当な事なのですが。

そして眠る事の出来ないロボットは、終末の世界にひとり取り残される。
永いながい孤独。

その間。

ロボットは自分の寿命を縮めてまで、「歌」という「愛」を記録し続ける。
だんだん崩れて行くロボット。
その崩れて行く顔が、歌いながら、時々幸せそうに微笑む。
優しくて切ない「愛」。

この「愛」はいったい、どこへ行くのだろう・・。



最後に映し出される、美しい、鮮やかな自然。

この地球は本当に奇跡の星なのだと、涙が出て来る。

地球には・・行き場の無くなったたくさんの「愛」が溢れている(ような気がする)



終末には、きっと人恋しくなる。

そして。

(キミジャグを観た)この週末も、そうなるに違いないのだよ。









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