「わいるどだっく2ー桜田門外の鴨ー」

題名でも解るように、今秋公開の映画「桜田門外の変」に因み、同じ時代に生きた芹沢鴨と、「桜田門外の変」事件で現場指揮をした関鉄之助を絡めました。
尊皇攘夷思想の天狗党と、京都守護職会津藩お預かりの新選組。
この2つに関わった芹澤鴨という人の苦悩を、感じようと思いました。

そして、私も大好きなお梅さんと鴨さんの和やかな場面。
幕末という時代にあって、お互いに癒される存在だったのではないでしょうか。
そんな和やかで穏やかなシーンにしてみました。

今年は、芹澤家の菩提寺である法眼寺に、お梅さんの顕彰碑が建立されました。
「もしかしたら鴨さんやお梅さんも、公演を観に来てくれるかな」
メンバーからの嬉しい言葉です。

公演自体は・・一時間もない舞台だったので、演劇が始めてのお客様には負担にならなくて良かったかも。
お子様も見掛けたけど、楽しく見れたかしら。
「もう少し見たかった」とアンケートに書いて下さったお客様。
本当にありがとうございます!
脚本や演出も褒めて下さって嬉しいです!

だけど、何か物足りない・・。
もっと演劇やりたい!
そんな感じです。

監督に言ったら「演劇には完成は無い、って事ですよ」と。
そういう事なんでしょうね。


最後になりましたが、遠くからお越し下さいました皆さま。
ご協力下さいました皆さま。
ご心配頂きました皆さま。

本当にありがとうございました!!

アンケートで頂きましたお言葉、直接頂きましたお言葉、励みとしてこれからも頑張ります!!　




ところで。
玉造座女の子組では、劇中のセリフ・・特に土方のセリフが流行中。

「甘ぇこと言ってんじゃねぇぞ、総司!」
「口だけだったな、平山さんよ!」

ああ～、みんな柄が悪～い!
私もお話を書く度に土方化していて、口が悪いです。ごめ～ん!
(土方さんは、本っ当に「キャラが立ってる」って事でしょうね!)