あやめの里便り

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「マラソン」

2007-09-22 02:09:23 | 舞台・映画(観るのも演るのも)

先日「マラソン」という番組がありました。
韓国映画のテレビ版ということだったのですが、実は観たかった映画だったので、とても楽しみにしていたのですv

テレビドラマでは「嵐」の二宮くんが自然に、言葉や対人関係が苦手な自閉症の青年を好演。
母親のつらい思いを感じ取り、駅のアナウンスで表現するシーンや、コーチの言葉をそのまま受け取り、走り過ぎて崩れ落ちるシーンなど、演技を超えた自然さがすごい!(さすが・・というか、只者じゃない、って感じです!!)

物語では登場人物のそれぞれが、今までの出来事や今自分が置かれた状況があって、いろんな思いがある。そんな中で主人公に目を向けるうちに、同じ方向を見るようになっていく。

主人公はその中心にいながら、とても静か。
邪魔をされない限り、気持ちを荒立てる事はないのです。

何だかこのドラマを見ていたら、私の気持ちが静かになって行くのを感じました。言葉がなくても、相手に寄り添う気持ちさえあれば良いのかもしれない・・そんな事も思いました。
きっと主人公の心は「まっしろ」なんでしょうね。

もともと実話の映画化ということでしたが、その映画ではご本人が出演していたんじゃないかな?
そのうち観られると良いな。


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