夕べTVを見ていたら、「ガイアの夜明け」という番組で「鹿島鉄道」が取り上げられていました。
石岡から鉾田までを結ぶ単線の鉄道ですが、平成19年3月いっぱいで廃線が決定的となってしまいました。
毎年5億円もの赤字を出し続け、廃線が決定していた「貴志川線」の運営を請負い再生させた両備グループの社長の小嶋光信さんが強く言うには「存続させたいという住民の熱意」が是非にも必要だと。
それには、番組の副題に付けられたように『住民の足』という部分が不可欠ですが、ここは茨城。
特にこの地域では、大人の数の自家用車、軽トラック、バイク、ばあちゃんと子供の数の自転車・・が一軒(といっても敷地に家が2・3軒あったりする)の家庭にあったりするのも珍しくない土地柄。鉄道ばかりが『足』ではないのです。
加えて、荷物をたくさん運びたい、時刻表を気にしたくない、目的地(自宅)から駅までが遠い・・自然と大人は利用しません。
最近では、廃線になるというので、遠くから来ている鉄道マニアばかりが目立つ車内だったようです。
そして不思議なのは「鹿島」の文字。
本当は「鹿島神宮」に向かう筈だったのが土地買収がうまくいかなかったという事らしいです。初めから多難だったのですね。
私も乗ったのは2度だけしかありません。
バスにでも乗っているかのような、一両だけの車両に、車掌さんもいたでしょうか。
ドアが手動だったのがびっくりでした。
沿線の学生達もがんばっていたのですが・・。
そしてその日。
別な番組でやっていたのが「温暖化による地球環境破壊」
その観点からすれば、一人が自動車一台を使うより鉄道の方が環境には良いのだろうな。。
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