あやめの里便り

茨城の演劇、高校演劇情報。茨城県と潮来市近辺の話題。

ラララライラ

2008-03-07 01:30:35 | 舞台・映画(観るのも演るのも)
「黄金の羅針盤」を観て来ました!

(イギリスでは)原作はハリー・ポッターより人気だとパンフレットに書いてあったのですが、本当にドキドキ感は断然上でしたよ!
...というか、(映画では)設定があまり説明されないまま物語がどんどん進んで行くので、主人公と同じくらい先が見えずにドキドキしてしまうのです!

それだけに、主人公のライラがとても勇敢に見える!
回りの大人がみんな胡散臭く見える!(笑)

見渡す限りの大雪原を白熊に乗って走り抜けて行く姿は、何だか象徴的。

足元の不確かさ(氷が薄いかもとか、裂け目に落ち込むんじゃないかとか)や、方向の不安(本当に目的地に向かっているのだろうかとか)、この行動は正しいのか・・。失敗するんじゃないか・・。

ライラは白熊に聞きます。
「あなたは怖くは無いの?」
白熊は答えます。
「怖いさ。だが俺は恐怖に打ち勝つ!」

台詞が時々深くて「はっ」とします。
私も自分の弱さに打ち勝たなければならないわ。

ライラ自身も、きっと恐怖心と戦い、自分を奮い起こしている。
気弱な事を言っては止めようとするライラの分身も、彼女の心そのもの。



それにしても。
ライラはヒロインには珍しいほど愛想がありません。
挑むように見据えます。
唾を吐き捨て「かかって来なさい!」と啖呵を切った時は、正直言ってちょっと引きましたもん。

その分、敵も容赦無い!

原作は3部作という事で、映画も「次回作に続く!」といった終わり方です。
絶対観に行きますとも!!





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