「ホロルの湯」近辺をちょっとだけ、ぐるりとして来ました。
八溝山山系は海抜200m前後だそうですが、この辺りはどの位なのでしょう? 川がとても低い所にあり、渓谷や淵といった趣きがあります。今回、ちょっと行ってみたい所があり、「ホロルの湯」入口正面から「ふれあいの里」の脇を通り、県道51号に抜けてみました。
すごいから見て
ダム これは「副堤体」
ダムカレーのパプリカがのったご飯の辺り。自動車が通っています。
この道路を少し行くと、「うなぎ地蔵」「竜潭渕(りゅうたんぶち)」
「毎日、観音様に赤飯をお供えする小僧さんがいた。ある日、竜潭渕で大きなウナギがつかまり腹を割くと赤飯がたくさん入っていた。村人達は藤井川の主かと恐れ埋葬した。件の小僧さんは姿を見せなくなり、ウナギが化身したものだったのかと、埋葬した場所に祠を建て供養をした」という民話が残っています。
ダム放流中
ここからは「主堤体」は見えなのですが、ホロルの湯に向かう時に通った橋がそうだったのじゃないかと。
「藤井川ダムカード」入手しました!
「ホロルの湯」駐車場脇には「藤井川ダム管理所」があり、ダムカードを配布しています。(平日のみ 9:00~16:00)
放流の流れの上にも橋が架かっています。地図を見てみましたが、名前等は解りません。なので、ここも藤井川? 左側は「ふれあいの里」。土手があり、登れるようになっているので、もっと見晴らしが良い筈。HPを見ると、天文台なんて文字も見えます。〇丁目とか番地が書いてある街なかとは勝手が違い、地名や地理を把握するのは難しいですね。
「小松寺」
都の方がずいぶん遠くまで。光圀公、斉昭公にも所縁の古刹。
「唐門」
写真が暗くて申し訳ない。特徴として書かれている事は見てとれますか?
「観音堂」
肝心の本堂は工事中でした。
それにしても、この枝垂桜です。桜の時期には、きっと素晴らしいでしょうねぇ・・
このお寺に訪れたのは
「今弁慶」と呼ばれた不動院全海について、下諏訪町立博物館編「増補 和田嶺合戦」には「常陸国茨城郡上入野小松寺五十四代住職高橋宥仁の弟子で、行方郡延方村の修験者の子」とあります。・・あやめの里便り記事「和田嶺合戦」
これを確かめたかったから。不動院全海や天狗党についての解説看板はありませんでしたが、「常陸国茨城郡上入野小松寺」がここである事は間違いなく、それだけでも嬉しい事でした。
境内には光圀公お手植えの枝垂桜もあり、ひときわ大きな体の全海さんが、ご住職の隣で見事な桜を見上げている様子が目に浮んで来ます。それとも世の乱れを憂いて、桜の散るのも見ずにここを立ったのでしょうか。
妄想はさて置き
「常北町史」にて動乱殉難者及び関係者のお名前を見てみると、「僧 全海」「僧 有仁」のお名前がありました。お二人とも間違いなく勇者でありました。
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