monology

R60428

2024-04-28 10:12:00 | monology
人は自分の尊厳を失った時、
生きたいように生きられない時
死にたいと思うのだろう。
でもなぜ私は死ななかったのかと言うと、自分が何か自分でないものに覆われている
と感じていたからだった。
自分以外の何ものかに支配されたまま
死にたくなかった。

催眠術にかけられた人が玉葱を果物だと思って美味しそうに食べているのを見たことがある。
自分もそうなんじゃないだろうか。
そんな感覚がある。

夢を見ているとき、夢の中では
普通に動いているけど
なんとなく現実とは違った感じがあるみたいに。

そう、まるで夢の中の住人のようだ。
だから、目を覚ましたい。
現実を変えるのではなく
今見ている夢から目覚めたい。

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