開幕戦の結果
カープ6-7ドラゴンズ
2021年シーズンが開幕しました。昨年は6月19日に開幕し、カープ最終戦が11月11日でしたから、あっという間のシーズンインでもあります。
以前コロナ渦で予断を許さない状況下ではありますが、観客も若干入れての開幕戦。選手たちも気合が入ったことでしょう。
◆ 広島・開幕一軍メンバー
▼ 投手
11九里亜蓮、12大道温貴、13森浦大輔、14大瀬良大地、19野村祐輔、20栗林良吏、26中田廉、29ケムナ誠、36塹江敦哉、43島内颯太郎、98ロベルト・コルニエル
▼ 捕手
27會澤翼、31坂倉将吾、40磯村嘉孝、62石原貴規
▼ 内野手
00曽根海成、0上本崇司、2田中広輔、7堂林翔太、10ケビン・クロン、33菊池涼介、61矢野雅哉、96アレハンドロ・メヒア
▼ 外野手
1鈴木誠也、5長野久義、55松山竜平、59大盛穂、63西川龍馬
期待のルーキーたちが4人も開幕一軍スタート。コルニエルにも期待です。捕手は4人体制。クロン覚醒なるか。ベテラン長野、松山の奮起。堂林のさらなる進化。そして鈴木誠也。今年も見どころ満載のカープです。
開幕戦スタメンオーダー
マウンドに立ったのは3年連続開幕投手の大瀬良大地。オープン戦では流石の投球を披露し、チーム防御率12球団2位の投手陣を引っ張ります。
試合は序盤からカープが主導権を握りました。初回、3番起用の西川がいきなり第1号の先制2ランを放ち、2回には菊池が満塁からの2点タイムリー。
序盤早くも4-0の展開、そしてエース大瀬良の好投で試合は進みます。
7回まで散発3安打、球数もわずか67球。佐々岡監督は続投を決断。
このまま8回もゼロだったらば、9回完封を狙わせたでしょうか。
それともセーブのつかない場面ではありますが新守護神栗林に登板機会を与えたでしょうか。
8回・・・3回以降両チームともに音無しだったのに、突然試合は動き出しました。
大瀬良「本当にあの8回だけでしたね。ああいう形で塹江とケムナに回してしまったのですごく申し訳なさを感じます。粘り強く切り抜けていれば試合展開も全然分からなかった。責任を感じます。甘い球を投げてしまって。」
大瀬良は2ベース、四球、ヒットで満塁の場面から2点打を打たれマウンドを2番手に譲りました。
そして2番手塹江で1点を失い、3番手ケムナがビシエドに逆転被弾。開幕戦から継投失敗です。
佐々岡監督、大瀬良をどこまで投げさせる考えだったのでしょうか。
7回で降板、は選択肢になかったのかな。
きっと次回登板はさらに気合を入れて投げるでしょうが、決して無理をさせたくないですね。昨年のように途中リタイアにはさせたくない。
打線は9回、7番堂林から始まり2点を奪う意地を見せましたが1点差で敗退しました。
1番田中、4番鈴木誠也、5番松山はノーヒットでしたが、それでもドラゴンズを上回る10安打を放った打線。思っていたよりは期待できますかね。
オープン戦防御率が12球団トップだった投手陣は、出来過ぎの感もありました。
やっぱり課題はリリーフ陣。
2戦目の先発は、大瀬良同様にオープン戦で結果を残し開幕ローテを勝ち取った九里です。
対するは、昨年3敗した柳。
嗚呼、今年も毎日一喜一憂する日々が始まったのか!
頑張れ、2年目佐々岡カープ!!