カープ９－６ジャイアンツ
なんとも壮絶な試合でした。
まさかこんな展開になるとはね、思ってもみませんでしたよ。
だって、野村と菅野の投げ合いですよ。当然ながらロースコアの接戦になるものだとばかり。
中盤以降常試合は動き息つけぬ展開。野球の面白さをあらためて痛感。
でも、まだシーズンが始まって10試合ですよね、
カープの試合ったらさ、それはもうまるで優勝争いを演じているシーズン終盤のような戦いっぷり。
本日のスタメン
打順 位置 選手名
1 （遊） 田中 広輔
2 （二） 菊池 涼介
3 （中） 丸 佳浩
4 （右） 鈴木 誠也
5 （左） 松山 竜平
6 （一） エルドレッド
7 （三） 安部 友裕
8 （捕） 石原 慶幸
9 （投） 野村 祐輔
球団史上最年長の開幕4番を務めた新井さんは休養でベンチスタート、ジャイアンツ戦だというのに。
緒方監督ぶれない采配。
そして、4番に座るは鈴木誠也。なんとプロ5年目283試合目にして初の大抜擢です。
試合はサード安倍の1塁への送球乱れがあり1点を先に許し、さらに5回には中井に2ランを浴び0-3のビハインド。
うーん野村が打たれました、菅野相手に3点差はキツイかも・・・。
しかし6回、この試合の転機が訪れ、緒方監督が動きました。
先頭打者4番鈴木誠也がヒットで出塁、続く松山が四球を選び、鈴木誠也が果敢に盗塁を試み1,3塁。
この場面で安部の打球に1塁阿部がフィルダースチョイスでカープ1点。
カープの走塁にジャイアンツ守備陣が翻弄。
ここで捕手石原に代わり代打新井さん送るもアウト、2死2,3塁。
さらに、投手野村代わって代打小窪をバッターボックスに送る緒方監督。
野村-石原の黄金バッテリーという駒を6回に見切った監督の決断。
凄い試合でしたね本当に、総力戦でした。
この試合カープ選手のガッツポーズが何度も見られました。
小窪、菊池、安部、そして鈴木誠也。
逞しく頼もしいカープ選手たち。
3点差のビハインドを追いつき、さらに勝ち越し6-3に。
しかしジャイアンツも粘りいったん試合は振り出しに戻ってしまいますが・・・、攻撃は休むことなくすぐさま勝ち越し。
ジャイアンツチームもジャイアンツファンもため息・・・。
野手陣の好守に渡る躍動ぶりに目が行きがちですが、
走者を置いたピンチでマウンドに上がり気迫の投球を見せた3番手中田、4番手薮田の投球も見逃せません。
今シーズン初登板になったヘーゲンズがまさかの大誤算で試合の行方はいったんは混とんとしましたが、
これがチームの団結力をさらに強めた形になりましたね。
カープの強さをあらためて実感！！
（画像：ヤフー）
全員がヒーローだった試合ですが代表してヒーローインタビューを受けたのは5安打3打点1本塁打2得点の菊池。
「すごいですね。神ってます。きょうだけ打っても仕方ないので、しっかり練習します」
勝って兜の緒を締める。
今日は「サイコーです」はさすがに封印しましたねｗｗ
初の4番起用に3安打2打点で応えた鈴木誠也に対して緒方監督は、
「与えられた打順でしっかりとたくましい結果を出してくれた。
新井の４番はオープン戦から結果を残してつかんだ結果。誠也も負けないくらい結果を出して新井を抜くつもりで頑張ってほしい」と。
強いカープ早くも全開、4月はここまで負けなしの8連勝です！！
(写真：ベースボールキング)
明日はルーキー床田が内海と投げ合います。
初勝利を勝ちとって欲しいですね。
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