朝の洗い物をしているとき夫の父のことを思い出した
やっと道でもよちよち歩き出した孫の手を引いて、嫁の私に気をつかいながら「どうも」と頭を軽く下げている
そして「ああそうですか」と困ったような顔をしている
そのシーンの繋がりは忘れたけど、20歳半ばのお嫁さんに、いろいろ言いたいことや苦情もあるんです
何にも言わないで見守っていてくれた夫父でした
そのときのよちよち歩きの子供はお父さんになっています
ひ孫にあたる子供は夫父のことは何も知らない
その人の記憶に残っているのは人の一生の一部の時間を過ごしている人だけ
次の次の世代はもう知ったことじゃない
と思ってしまう
外から鐘の音が流れてきて今日は広島の原爆の日だった
体感的にこの時期のこの日は覚えているのかとちょっとハッとした
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去年の写真です