先日、杉田劇場にこの本を持ってこられた方がいる。本のタイトルは『ひばり自伝 私と影』。なぜ来館されたのかお聞きすると、1月10日に朝日新聞に掲載された記事を読んで、杉田劇場で資料を集めていることを知り、「そういえば自宅に古本があった」と思い出しお持ちくださったのだった。
この本は以前に読んでいるのだが、扉を開いてビックリした。表表紙と裏表紙の裏に、美空ひばりの詩が書いてあるではないか。しかし、これは美空ひばりの自筆ではない。が、最後の日付とサインは本物のようである。
四十年十一月九日 深更
ひばりのサイン
この本を持ってこられた方の話では、以前、古本屋で購入したという。
ただ、私は記憶があるのだ。表紙の裏に詩を書き留めて、美空ひばりのサインが入っている本を以前、確実に見ていることを。
このような書き込みがある本が数冊あったのだろうか。それとも前の持ち主が古書店に売っていたのか。
気になるなぁ……。
byうめちゃん
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