この春高校に入学した娘は「3分」を「さんふん」と言う。
それは「さんぷん」だと、何度注意してもなおらない。なぜ「ふん」なのかと、根掘り葉掘り聞いたところ、どうやらお気に入りのユーチューバーさんが「さんふん」と言うらしい。
彼女たちの学びの場はインターネット。なるほど。そうであるならば、もう仕方ない。
娘に関しては諦めたのだが、なんと、最近ではテレビでもちょくちょく「さんふん」を耳にするようになった。
コトバはナマモノ。
変化を受け入れられないとなると、ならばお前は平安時代のコトバを話すのか、ということになる。
私のようなオバサンがどれほど抵抗しても、大衆に受け入れられたコトバこそが、いずれは正義になる。
一所懸命が一生懸命に取って代わられたように、いつの日か3分は「さんふん」に取って代わられるのだ。
人生が100年であるなら、私もいつか、ふんふんふんふん言うようになるのだろうか。
それとも、いつまで経っても「ぷん」を脱却できずに、「わ〜、昭和生まれですね〜」なんて、言われてしまうのだろうか。
うん。きっと後者だな。ぷんぷん!