早いもので．．．

あの日から早くも10年以上が過ぎ足早に時が流れた。
時代の流れは早く、失うものも多くなってきた。

この夏に想う、過去の記憶。それが21年間分もあると言うのだから驚きだ。

小学校に入る前に東苗穂に引っ越し、そこから3年間、近所の学校に通った。

その3年間の記憶も計り知れない。

今思えば、その3年間こそが一番大切にしたい思い出かもしれない。

その後、本町の方に転校することになり辛い思いをしたことを今でも覚えている。

それからと言うもの変わらず同じ土地で育ち成長した。

中学に入り、高校に入り、そこでも多くの人達に出会えた。

数少ない大切な友達が出来、多くの人と恋愛をした。

その中で学んだ事が今の自分に繋がっている気がする。

多くの人と喜びを分かち合い、多くの人を傷つけ悲しませた。
これからもそう言う経験はあるだろ。

何度、過去に戻りたいと思ったことか。

しかし、いつまでも振り返っている事は出来ない。
残された手段は前に進むことしかないのだから。

自分が成長すると共に移り変わる景色が何とも儚く切ない。
それと同時に美しく写る瞬間があるから複雑だ。

１人暮らしを始めてそう思うようになった。

このまま歳をとるのか自分。このまま同じ会社で働くのか自分。何もかもがわからない。

しかし確信しているものがある。
大切な人に対する感情は今も変わることはない。

家族、友達、今までに出会えた方々。

私は忘れない、ずっとずっと。
忘れることが出来ない程大切だから。









皆、同じ空の下で暮らしている。
きっと今でも元気に暮らしていることを願っています。

あなたに出会えたことにありがとう。