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ここ数年、全国のダイバーさんからお問い合わせが多いのがTUSAの中古ダイブコンピュータIQ850（左）とIQ800（右）です。
一番の特長としては、画面や文字が大きく、非常に見やすいことです。（セイコーエプソン製）
そして日本製の信頼感、自分で電池交換が容易に出来る、他にはないバイブ警告機能がある等の理由で中古市場で人気を博しております。
発売当時は時計型（小型）ダイブコンピュータ人気に押されて、さほど人気はなく結構安値で流通していました。
しかし、セイコーエプソンがダイブコンピュータ製造から完全に手を引いてからは徐々に盛り返し、今では一番人気です。（特に中高年ダイバーに）
左が850で右のラインが入っている方が800
側の形、サイズは全く同じです。
このふたつは外観から似た機種に思われるかもしれませんが、意外と異なる点もあります。
実際に両方を使った方の意見も参考にまとめました。
【文字表示】
IQ800 大きくて見やすい。表示もシンプル
IQ850 IQ800よりも文字は細い。上部に窒素バーグラフがあるためやや小さめ。
【電池持ち】
IQ800 良い
IQ850 IQ800よりも悪い
【バイブレーション警告】
IQ800 ウエットスーツの上に巻く→バイブがはっきりわかる
IQ850 ウエットスーツの上に巻く→IQ800よりもバイブが弱く注意していないと気付かない（使用歴とともにバイブがさらに弱くなる）
【体内窒素バーグラフ】
IQ800 ひとつの組織として認識しているので基本的に浅場に行くと減る。
IQ850 身体の組織を細かく分けて表示しているので浅場に移動しても部位によっては窒素がたまっていくことが視覚的に分かる。
ということで同じようでも結構違うのです。
減圧症リスクを減らす情報をより細かく知りたい方はIQ850。見やすさやバイブ機能を求めている方はIQ-800が良いかもしれませんね。
かなり数は少ないですが、現時点では在庫有りますのでご興味ある方はお問い合わせください。
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