ビヌメリの求愛シーンに出会えました。
ジミーズの代表格・トビヌメリとはこんな魚
香住で潜ったことがある方なら一度は
目にしたことがあると思いますが、地味な色に
ぶーな顔なので、あまり人気がありません(;´д`)
ちなみにオスはやや身体が大きく、背鰭前の棘が2本ヒョロ
っと長く伸びていますのですぐに判別できます。(メスにはない)
↑上記写真はメス。
そのオスがメスの前でその背鰭と棘を立てて、どうだい?
とアピールしています。
うん、それなりに男前だよ(´~`)
さらに男前に見えるよう、ダークバスターHIDライトの白い光で
演出のお手伝いをしてみたのですが、彼女には
どう映ったのでしょうか。
ゲストと一緒に暫く観察していたのですが「ランデブー・サイト」
と呼ばれる産卵シーンまでには至りませんでした。
彼らの産卵は、オスとメスがまるで手をつないでいるかの
ように腹ビレをぴったりくっつけて、ゆっくりと一緒上昇していきます。
顔に似合わず、なかなかロマンティック派なんです。
(たまに1匹で上昇していく練習をしている奴がいたりするから笑えます)
そして照れ屋さんなので、暗くなった夕方とかに行われることが多いよう
です。じっくり観察するにはサンセットナイトダイブなんかもいいかも
しれませんね。
それに対して、ジミーズの仲間、ホンベラの放卵放精は情熱的。
メスの群れの中に入ったかと思うと、物凄い勢いで急上昇してビクンと
踊るような仕草をみせるオス。
もうちょっと落ち着けないものかと(笑)
この光景は、べラロードと呼ばれる場所で、7~8月に頻繁に
ご覧いただけます。
ええ、彼らは明るい真昼間でも大丈夫みたいです。
既にお腹の大きな個体も結構いたりします。
また、そんな命の営みにも注目してみて下さい。
最新の画像もっと見る
最近の「生物・ガイド」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事