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生物との楽しみ方

こんにちは。
ダイビングのサンマリンショップ姫路・しんです。

つい最近のニュースでやっていたのですが、
今年はエチゼンクラゲの当たり年だそうですね。



また浮上するのが嫌になるくらいになるのかな(;´д`)

でもクラゲは好きなので、個人的には出会いたい生物ですね。

さて、現在のダイビングは生物観察(カメラ撮影含む)が主流です。

ここで、ちょっとした疑問としてよくあるのが、
「どのように生物観察したら良いのだろう?」ということ。

今は比較的「環境が大事」という世界的な流れがあります。

国や地域にによっては、全く着底禁止、グローブも禁止、というところも
ありますし、逆に生物に触るのもOK、というところもあります。

私がいつも意識しているのは「郷に入れば郷に従え」ということです。

自分のポリシーやスタイルはあってしかるべきだと思いますが、
それがその地域で通用するか、というとそうではないケースも多い
ですし、また地域性だけではなく、一緒に潜るダイビングショップのスタイル
に合わせる、というのが最も楽しめるのかな、と思います。

やはりその地域を1番よく知り、そして大切に思っているのは、現地の
海を案内するガイドだと思いますから、
彼らのスタイルや動きを、参考にするのが良いと思います。

逆に言うと、あそこではこうだったから、あなたのところも同じように
すべき、と主張するのも少し違うかな、と思っています。

ちなみに我ホーム香住では・・・

小さなマクロ生物には、着底し、どんどん近付いて観察して欲しいと
思います。

10~20cmの距離に近付くと、世界がガラッと変わって、ダイビングの不安や
ストレスを忘れて、観察の世界に入り込むことができたりします。

たとえば、先日香住の写真で紹介したウミウシなんかは、一見気持ち悪い
ように思いますが、かなり近くに寄って見つめているとかわいく見えてきます。

私たちが水中でボードに書いて生物を案内するときは、環境や安全、さらには
他のゲストにも配慮した場合のみです。


なので遠慮せずに安心して観察して欲しいと思います。

あとは生物や環境への接触ですが、当然基本的には注意すべきだと思い
ますが、 なにがなんでも一切触ってはダメ、というスタイルではありません。

石の下に生物がいたり、砂地に潜る生物や、
海草の裏側に隠れている生物とかは、多少自然の環境を変えて観察することも
あります。
その場合は、変化は最小限になるよう、可能な限り原状回復できるよう
配慮はしています。

ひとつひとつ細かいルールを決めるのは難しいのですが、ただひとつ意識して
欲しいのは
「すべての環境や生物に対し、やさしい気持ちで接して下さい。」

その気持ちだけあれば、あとはどんな行動されてもでも大丈夫だと思います
ので、楽しく、気楽に生物観察を楽しんで下さい。

・・・・・・
ダイビングのサンマリンショップ姫路(兵庫)

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