「マスクレンズに曇り止めシールを貼ると良い」みたいな内容が
掲載されていたそうですね。
雑誌社の奴、見やがったな、私のブログ・・・
いやいや違うでしょうけど(^^;
まじめな話、「曇り止め」の検索キーワードで当ブログに来られる方も
多いので、結構みなさん悩んでおられるのですね。
曇り止めシール加工についてはまあ別に参考にされてもいいと思って
3~4年前からブログの前身、掲示板や新着情報でも紹介してきたのですが、
分解しないとうまく貼れません。
そうそう、シールについてご存知ない方は、
こちらの過去記事参照
http://pub.ne.jp/sunmarine/?entry_id=1331504
なので、組み立て時には充分注意してほしいと思います。
(私はマスクの分解は認定されたプロショップ
のスタッフのみがするべきだと考えています)
これがきちんと出来ていないと、ボートからエントリーした衝撃とか
水圧でレンズがぶっ飛んだ!ということもありえますからね。
(実際に何度か聞いたこともあります。)
目に近い部分だけに、色んな面を慎重にせねばなりません。
あと当然1~2年で効果が切れるわけで、はがした後の
のりをきれいにするメンテナンスなんかも結構大変なわけです。
万が一「誰でも簡単に出来ますよ」てな書き方をしていると
するならば、それは無責任な記事だと思うわけで。
なので、私は個人でのシール貼りは絶対おすすめしません。
まず一番大事なのはレンズをきれいにすることです。
おすすめなのは、まずレンズを台所用クリームクレンザー
できれいに磨いて(カラーレンズは不可)、息をはあ~ってかけても
くもらないくらいにします。次に隙間に残っている液剤をしっかり
除去します。
ちなみにママレモン(ふるっ)とかの中性洗剤でレンズやマスクを洗浄
している方はお止め下さい。
液剤が隙間に入り込み、洗っても残ってしまうことがあります。
それがプラスティックフレームを痛める原因になり、
最悪の場合割れる事もありえますのでご注意下さい。
ちなみにシリコンスカート(顔にあたる透明の部分)の汚れは
中性洗剤をつけたスポンジで擦り取るように洗うと
ピッカピカになりますけどね。(これも要分解)
あとは直前にレンズが濡れていない時に、市販の曇り止めをし
ておけば、鼻から息が出てしまう方でも、ほぼ曇りません。
曇り止め液をつけても効かない、という方はレンズが汚れているか
レンズが濡れた上に液をつけている、または曇りとめ液を
流しすぎている、のどれかです。
ちなみに各種曇りとめ液にも当然効果に違いがありますので、
自分に合った適切なものを選びたいですね。
一般的に、ジェルや固形タイプの方が効果の持続力が長いようです。
私は曇り止めシールを貼っているため、これらを使った事が
ありませんが、他のスタッフたちは熟知していると思いますので
またお尋ね下さい。
勿論、こういった作業が面倒だという方は、効果絶大のシール加工が
おすすめなので私にお任せ下さい♪
・・・・・・・・・・
ダイビングスクール・兵庫県姫路市
サンマリンショップのホームページ
http://www2.plala.or.jp/sunmarine/
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