内に秘めたる情念の世界。呼び起こすのは今だ！

　

くぐり抜ける。

　

名児耶嘉三は健在なり。

　

生れてくるのも一人。生きていくのも一人。死んでいくのも一人。そう思う時。合掌するほかない。

　

愛のある食事。

　

始まりがあって。終わりがある。

　

淡々と生きる。その足音に自分が惚れる。

　

すべてを一旦肯定する。そこから始まるものがある。

　

すべて。それでいい。そこからまた始める。

　

私の人生を賭ける。

　

この世界には音が混在している。その音を人のことばとして捉えるちからが人間には備わっている。

　

さり気ないしあわせ。何気ないしあわせ。それが一番ありがたい。

　

とおり抜ける。