今日は近所の循環器内科へ行った。
いつもの降圧剤の処方と、先日手術後の傷痕をエコー検査したときの首の静脈にできた血栓が
どうなっているのか診てもらうためでもあった。
元々は耳鼻咽喉科医が院内の循環器内科へ連絡して診察~投薬を受けていたけれど
如何せんこの大病院は患者が多すぎていつも待たされるし、循環器内科医は水曜じゃないと駄目
なんていうし、 それならもう結構って見切りをつけて近所の循環器内科で診てもらおうと決めた。
で、エコー診断の結果は全く変わってない状態。血栓はそのままだった。
O先生(院長)は日赤の医師とは違うことを言った。
「ワーファリンは血栓を溶かすことはできません。これ以上大きくならないようにする為のものです」
血栓を溶かすには〇〇と××(なんて言ったか覚えてない)という薬を使って何やらせねばならぬと。
え~~っ なんですと~
日赤のS医師はワーファリンを服用したら血栓が溶けるって(溶けないこともあるとも)言ったぞ?
だから最初に「どうしますか?飲んでみますか?」って聞かれた時に、溶けるものなら溶かしたいと
ワーファリンの服用を始めたというのに
で、効果のないものを続ける意味はないから服用はやめたよ。
これ以上大きくならないか経過観察するため、3ヶ月後にまたエコー診断の予約をしておけと。
O先生の言ったことの裏取りのために検索したらたしかに予防・進行の抑制のためと明記されていた。
http://fukusayou.life-nice.com/cat0002/1000000054.html
全くどうなってんだよ?医師が薬の効用を正しく理解してないって
ますます信用できなくなったぞ。日赤が
ヘパリンを使うほどでなければ、ワーファリン内服だけで経過観察することもあります。
なので、どちらの医師の言葉も間違いではなくて、「判断基準」と「さじ加減」の違いだと思いますよ。
ちなみに「予防」だけならワーファリンよりもマイルドな薬もあります。
自分でも良く調べるか、薬剤師に詳しく聞くとか自己防衛が必要ですね。
いやでも、日赤の医師は確かに「血栓が溶ける」と言いましたよ?溶けないこともあるけどまだ新しいものなら溶けるかもしれないから薬飲んでみますか?と。
でもワーファリンは「既に出来ている血栓を溶かす様な作用はありません。あくまで血栓の予防、進行の抑制に使用されます。」って副作用大百科に記載されているから、血栓を溶かすためだったらワーファリンを処方するのは間違ってるでしょ。
調べてみることも大事ですよね。
薬局で薬の効能書いた紙をもらっても見ることもなかったんですが、見たら血栓ができるのを抑える薬だって書いてありました。
血栓を溶かすためって聞いたのに抑える薬をもらってるなんておかしいですよね。
ヘパリンは血栓溶解剤ではなくてワーファリンとおなじ抗凝固剤でした。