思ひ遣(や)る すべの知らねば かたもひの 底にそ我(あれ)は 恋なりにける
カタモヒ(土器)の底に書いた娘子(おとめ)の恋。
おとめの片思いはどれくらい強く、
肉食男子の典型、大伴家持はこのオトメにどのように応えたのでしょう。
この歌の前には大伴家持が童女(めのわらは)に贈った歌。
はね縵(かづら) 今する妹(いも)を 夢に見て 心の内に 恋ひ渡るかも
こう言い寄った家持をうまくあしらう未成年の女子の歌があとに続きます。
大伴家持と彼に恋した女たちを想像してみます。
日本人がどんな恋をし、その後、描いてきたのか、思い浮かんできます。
お正月は和歌の日。
編集部
カタモヒ(土器)の底に書いた娘子(おとめ)の恋。
おとめの片思いはどれくらい強く、
肉食男子の典型、大伴家持はこのオトメにどのように応えたのでしょう。
この歌の前には大伴家持が童女(めのわらは)に贈った歌。
はね縵(かづら) 今する妹(いも)を 夢に見て 心の内に 恋ひ渡るかも
こう言い寄った家持をうまくあしらう未成年の女子の歌があとに続きます。
大伴家持と彼に恋した女たちを想像してみます。
日本人がどんな恋をし、その後、描いてきたのか、思い浮かんできます。
お正月は和歌の日。
編集部